2016年 07月 04日 ( 1 )


「親なき後問題」というのをご存じですか?
 
先日、ある障がい者支援施設の家族会のみなさまにお話しをする機会をいただきました。
 
私が行うセミナーは

「あっても困る遺言ないと困るゆいごん」
「俺の法則」
 
など、少し特徴的なものが多いのですが、今回はそういったセミナーではなく「成年後見制度」についてお話しました。

【私「法定代理人」なんですけど】
http://na0ism.exblog.jp/24907599/
 
司法書士会には「リーガルサポート」という成年後見制度を周知させる組織があり
そこで広報活動を行っているようです。
 
「いるようです」というのは、私がリーガルサポートのことをよく分からないから(笑)
おそらくセミナー等を行っているのだと思いますが、実際のところは分かりません。
 
リーガルサポートのような組織に加入するメリットはあると思いますが
私はあまりメリットを感じませんので、リーガルサポートには入っていません。
 
一人でやっている方が気楽でいいです。
  
  
ところで、成年後見制度について、私はセミナーという形で話したことはありません
ご依頼をいただいて、「成年後見制度とは」という話はしたことがありますけどね。
 
また、成年後見制度の一般的な話をするより、より聞いている人のためになる話がしたかったので
 
「親なき後問題」

をテーマにしました。
 
「親なき後の問題」とは
障がいのある子どもがいる場合で、親が死を迎えた後、その子の将来を託せる他の子や親族がいない場合、財産管理などをどうしていくかという問題です。


成年後見制度といえば、認知症を患われた高齢者の財産管理というイメージがありますが
高齢者より障がい者の方にこそ成年後見人が関わるべきではないか、と私は考えています。
 
障がい者のご両親が亡くなられた後、誰が障がい者の方のサポートをしていくかは切実な問題ですからね。

また、高齢者の方の後見に比べて障がい者の方の後見では

被後見人の年齢層が広い
認知症に限らない
後見人の仕事終了までの期間が長い
親の遺産をもらう(遺産分割)
 
という特徴がある。
 
言い方は悪いですが、高齢者の方は先が見えますが、障がい者の方は、なかなか先が見えません。
70歳の方の後見人になるのと、30歳の方の後見人になるのでは全然違う。
 
私は、60歳以上の方の後見人になることはあっても、40歳台の方の後見人はお引き受けしないことにしています。
私の方が先に亡くなってしまう確率が高くなりますから。
 
  
いつもの結言セミナーでは「笑い」を重視していますが、
今回の「親なき後問題」は、「笑い」を起こしにくいな
自分で営業して取ってきたセミナーだけど、少し話しづらいな
 
お元気な高齢者の方は、「死」がまだまだ遠いので笑ってくれますが
障がい者の方は、「死」はまだまだ遠いけど、解決したり計画しなければいけないことがたくさんある。
 
私の偏見や誤解があるのかもしれませんが「親なき後問題」はとても重い。 


それでも最後は笑いがとれたし、多くのご質問をいただきました。
 
「いつもは全然質問でないから、少し驚いてます」
 
とスタッフの方に言われたのが嬉しかったし

「弁護士や司法書士って怖い人ぞろいだと思っていました」

と言ってくださった施設長さんも有難かった。
 
でも、初めて話すネタは難しい。
自撮りの表情もとても硬い。
 
次回は、もう少し柔らかくやろう。

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by 073995332 | 2016-07-04 21:40