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2014年 09月 29日 ( 1 )

ある調停事件に関わっている関係で、1ヶ月に1回程度、依頼者に付き添って家庭裁判所に行っています。

ちなみに、調停離婚をお考えの方は、友人の木下貴子弁護士の下記サイトをご参照ください。
木下弁護士は学生時代に司法試験をパスして、24歳で弁護士事務所を開設された超優秀な方ですが、その優秀さをひけらかさない「能ある鷹は爪を隠す」タイプの人です。

【裁判所HPより詳しい離婚調停解説】
http://tajimi-law.com/rikon/chotei/


私は、単なる付き添いなので、調停の場に参加できるわけでもなく
(そもそも司法書士は家庭裁判所の代理権がありません)

依頼者にアドバイスをしながら、もっぱら調停を利用する人を観察しています。

大抵は、弁護士と依頼者という組み合わせで調停に参加しているので、待合室の2人の会話からどのような調停をしているのかが分かります。

「・・・一言謝ってくれたら、遺産なんかいらないのに」

あ、遺産の争いだな

とか

「・・・奥さんが相手の男とあっていたのはいつ?」

あ、離婚かな。しかも少しドロドロしてるかも。

とか

「・・・普段子どものことなんかほったらかしなのに・・」

あ、子どもの親権の関係かな

とか。

別に聞き耳を立てているわけではないですが、自然と会話が聞こえてきます。

「トイレでばったり相手方の関係者にあって脅された」とか

むしろ刑事事件じゃないのかという会話も聞こえます。

名古屋家庭裁判所のような建物であれば、当事者控え室のフロアを別にするなりして、鉢合わせしないように配慮してもらえますが、家裁の支部だとなかなか難しく鉢合わせすることもある。

調停ではないのですが、過去、私が簡易裁判所で代理人として関わった裁判では、当事者の男女がとっくみあいの喧嘩にならないように、裁判所の職員が待機してくれていたこともありました。


家庭裁判所はその他の裁判所と違って、争いが生々しいことが特徴です。

親族間、親子間等、血縁関係にある人が感情のもつれとか、法律で解決できないようなことを法律で解決しようとしている。

私の関わっている案件でも、法律でスパッと決着がつくのに、相手方が法律での解決では納得がいかなくて、ある意味、無駄な調停期日を重ねています。
調停では、当事者が同意すれば法律に縛られない柔軟な解決も可能ですが、調停で解決できなければ審判(裁判)に移行する。
審判になればスパッと法律で切られてしまうのに、相手方は審判になれば何とかなるとでも思っているのでしょうか。

法律で決着がついてしまうのだから、早いところケリをつけた方がいいのにな。
誰かアドバイスをしてあげればいいのに。

と、依頼者の付き添いをしながら相手方のことを考えてしまいます。


※多治見等東濃地域で離婚問題にお悩みの方は「多治見ききょう法律事務所」まで

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by 073995332 | 2014-09-29 18:47 | つぶやき