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2014年 08月 19日 ( 1 )


最近、家庭裁判所の仕事が多い。

相続放棄の申立
不在者財産管理人選任申立
特別代理人選任申立
遺産分割調停の支援


家庭裁判所は「裁判所」って名前はつきますが、ドラマでイメージするような法廷で「切った貼った」をすることは少ないです。
乱暴な言い方をすると、調停を除くと裁判所に申立書をサラッと出しておしまい。

司法書士は、家庭裁判所への提出書類の作成はできますが、弁護士のように代理人として家庭裁判所に関わることはできません。
なので、調停の場合は「支援」をします。

別に、「支援」をしなくてもいいのですが、大半の方にとって裁判所は初めて行く場所。
付き添ってほしいというご依頼をいただくことが少なくありません。
想像以上に、裁判所は怖いところのようです。
調停申立書等の作成をして、ご希望される方は私が裁判所に付き添います。
ただ、アホみたいに付き添うだけでなく、必要な場合は法律的な助言もします。

以前、離婚調停の申し立てをされた方で「付き添い」をご希望された方がいました。

「夫と裁判所で鉢合わせしたら怖いから付き添ってほしい」

離婚協議書等作成の関係で、その夫と話したことがあったのですが、私も大声で恫喝されてビックリしましたから。
協議で離婚できなかったから調停になったのですが、やっぱり裁判所で夫と会ったら怖いですよね。
裁判所に、「夫と絶対鉢合わせしないように配慮してほしい」と言えば、配慮してくれるんですけど、裁判所の外で待ち伏せしてないとも限らない。
そんな時は、少し私も怖いですが付き添いをします。

先日、「不在者財産管理人選任申立」をした時のこと。

(不在者財産管理人とは、例えば、相続手続きの時、相続人の誰かが行方知れずになった場合に、行方知れずになった人の代わりになる人を裁判所に選任してもらう手続きです)

何十年も行方知れずの人がいたので不在者財産管理人選任申立をしたのですが、裁判所から連絡があり、行方知れずの人の居場所が分かりました。
なんでも、裁判所から検察庁に問い合わせをして居場所が分かったそうです。
(現在、検察庁の回答書を取り寄せてます)

「なんだよそれ。国家権力すげえな!」と思いつつも、後々のトラブルが起きないように裁判所も配慮しているんだなと思いました。

検察庁に聞いて分かったってことは、その方は「塀の中の人」かもしれませんね。

長年、今の仕事をしていますが、未だにビックリすることが少なくありません。


書類作成をメインとして司法書士は家庭裁判所と関わっていますが、家庭裁判所での代理権がないので不便なことが多い。
家庭裁判所との書類のやりとり一つをとってみても、不便だなって思うことがある。

簡易裁判所での代理権が認められたので、そろそろ家庭裁判所での代理権も認めてほしいと切に願います。
でも、家庭裁判所での代理権が認められたら、また数百時間の研修が課せられるかもしれませんけど。

※「家裁の人」全巻持ってます。

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by 073995332 | 2014-08-19 18:28 | つぶやき