13~15日は「お盆休み」を取られる方が多いと思います。
久しぶりに帰省をして、ご両親に「おや?」と思うようなことあるかもしれません。
でも
「うちの親にかぎって」
「まだ大丈夫」
「介護なんてまだまだ先」
そう思われる方、いや、そう思いたい方が多いと思います。
【お盆休みにしてほしいこと】
相続対策については、税理士だの私のような司法書士だのが
「相続税の試算しますよ」
「遺言書書きましょう」
とうるさいくらいアピっていますが
「もしものときの介護ってどうする?」
って話を家族でしてるところって少ないと思う。
離れて暮らす親が病気で倒れて、バタバタ慌てて施設を探すけど施設の空きがない。
仕方なく高額の施設に入所。
空きが出るまで自分のところで介護をする。
そんなパターンが多い
家族で直接施設を探して入所させるというパターンよりも
市町村の福祉課を通じて施設の紹介を受ける方が多いような気がします。
当たり前のことなのかもしれませんが、福祉課の方は、家族から相談があって初めて施設の紹介をする。
福祉課の方から、こんな施設がありますよ、と事前に情報を開示することはない。
「実家から近いし、あそこの施設っていいよね」
そう思っていても、そこがデイサービスなのか特別養護老人ホームなのかなんて一般の方には分からない。
情報って大事
「福祉課の方に勧められた施設だけど、施設の費用が思ったより高額でビックリしました」
私がご相談を受けた人からそんな声を聞くことはしょっちゅうだし
私もびっくりするくらいの高額のところが多いですね。
また、親が要介護状態になったときに
誰が世話をするのか
は、お盆期間に親族が集まった時に、それとなく話し合ったほうがいいです。
私の場合は「一人っ子」なので、私がやらないことにはどうしようもないけれど
私のパートナーには兄弟がいるので
「あんたんとこ絶対モメるから」
と、帰省した際には、きちんと話し合うように伝えました。
私のような場末の司法書士でも、何百と相続に関係する相談を受けているので
家族構成を聞けば、この先どうなるかはある程度分かりますからね。
仕事で「相続争い」に直面するのは仕方ないけど、身内の相続争いには巻き込まれたくないな~
by 073995332
| 2018-08-13 16:56