異業種交流会に参加していて税理士の方が
「相続税の試算をします」
とか
「相続税がいくらかかるか心配な方を紹介して」
とプレゼンしているのを聞くことがあります。
あれって
「あなたの財布いくら入ってるの?」
って聞いてるようなモンですよね?
見ず知らずの人に、進んで「財布」を見せる人はいない。
私も家族に財布見せるの嫌だし。
よほどの信頼関係がないと、人は「財布」を見せないし
税理士だから司法書士だからってそれは同じ。
段階を踏んで時間をかけて、地道に信頼関係を築いて初めて人は「財布」を開くのだと思う。
資産税の申告の多い税理士事務所はどうやって信頼関係を築いているんだろう?
「財布にいくら入ってるの?」
と言わないまでも、私もそれに近いことを言ってるしやっている。
遺言だって見守り契約だって、よほどの信頼関係がなきゃ無理だ。
【「見守り契約」増えています】
遺言作るのに5年かかって信頼関係を築いた人もいるし
私とも依頼者とも信頼関係に厚い方からの紹介もある
無条件に信頼してくれた人もいる。
そして
「遺言書書いた方が良いですよ」
「見守り契約どうですか?」
なんて直接的な物言いはしなくなりました。
今現状の、ちょっと先の心配事困りごとにフォーカスして
「こんなこと困っていませんか?」
「こんな心配事ありませんか?」
と、私は伝えるようにしています。
心配事は、自分の身体のこと、家族のこと、介護のこと、病気のこと・・・
私にはできないこともあるけれど、適切な人、適切な会社を紹介して信頼関係を深めるようにしている。
心配事の解消→信頼関係の構築→信頼関係の構築→信頼関係の構築→私の仕事
みたいな流れですね。
銀行や不動産業者からの仕事なら、資格を持っていて価格が合えば
信頼関係の構築はそれほど重要じゃないけど
遺言とか見守り契約といった対個人の仕事は、資格のあるなし以上に信頼関係が重要。
最近は少しづつ信頼関係の構築が上手くなりつつあるけど、まだまだ改善の余地があるし
改善の余地があるってことは、私の伸びしろもまだまだあるってことですね
by 073995332
| 2018-08-06 17:00