【司法書士が入るとモメる】

 
「あっ、すみません。最初から司法書士が入るとモメるんで」
 
相続手続きのご依頼をいただいても、私が何でもやるという訳ではありません。
依頼者の方からしたら「丸投げ」して楽になるわ~と思っているかもしれませんけどね。
 
相続人が何人かいる場合、私は依頼者に
 
「お願いの連絡」
 
相続手続きに協力してくれるようお願いの連絡をしてください、とお伝えします。
 
「電話するの面倒だから司法書士さんから手紙を送ってください」
 
と頼まれますが、そんなときは「司法書士が入るとモメるんで」とお断りしています。
司法書士が何でもやってしまえば楽チン。でも、最初に楽をしてしまうと後が大変です。
 
仮に私が依頼者に代わって
 
「当職は○○様から依頼を受けた司法書士です。相続手続きにご協力ください」
 
というような手紙を他の相続人に出したとすると
 
怒ります
 
「なんでアイツ(依頼者のこと)は自分で連絡よこさんのだ!」
 
と、他の相続人は怒ることが多い。

一般の方にとって専門家を立てるということは
 
ケンカを売っているようなもの
 
自分が話したくないお願いしたくないから法律家を使うんだ、くらいに思われます。
 
 
実際に
 
「いきなり法律家から手紙来て腹が立った。どうしたらいい?」
 
というご相談けっこうあります。
 
「当職は○○様から依頼を受けた司法書士(弁護士)です。相続手続きにご協力ください」
「同封した遺産分割協議書に自書実印を押印のうえ、本書到達後1週間以内にご返送ください」
 
という文案が送られるというケースね。
 
そんな相談が来たら
 
「ほかっといていいです。そのうち向こうから頭を下げに来ます」
 
そんなアドバイスをしています。
 
それで、相手からコンタクトがあったら「はんこ代たくさん請求してください」とも伝えています。

【「ハンコ代」というお金】
https://na0ism.exblog.jp/20818006/
 
相続で自分がたくさん遺産を欲しいと思ったら、手間をかけて下手に下手にでないとダメです。
 
だから、面倒だからって専門家に丸投げしてはいけないし
依頼者に丸投げされて言われるまま、相手方への連絡も全てやってしまう司法書士弁護士にも要注意です。
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by 073995332 | 2018-04-11 16:29