「いつも落ち着いていますね」
とよく言われますが、そんな時には
「表情に出ないだけで脇汗ダーダーで焦ること良くありますよ」
と答えています。
先日も、初めてやる行政書士の仕事が分からなさすぎて
脇汗ダーダ-しましたし
何千万円というお金が動く不動産売買の現場ではいつも緊張しています。
きっと私以外の司法書士も、大金が動く現場では脇汗かいていると思う。
でも、過去最高に脇汗かいたのは
「裁判の当日、依頼者の言い分と真逆の証拠が相手方から出された時」
死んだ、と思いました。
昔はそれなりに「簡易裁判所訴訟代理権」を使って裁判をしていましたが
脇汗かくし、何か相手方が憎くなってしまうので、裁判はやらなくなりました。
仕事で、専門家がいちいち驚いたり焦ったりしていては依頼者が不安になる。
だから、感情が表に出ないのは、仕事をする上ではプラスです。
でも、依頼者とお話しするときは、あえて感情を出すようにしています。
喜ぶ時は同じように喜び
悲しいときは同じように悲しむ
いつも落ち着いて平然としていては、「とっつきにくい人」になってしまうから。
私は「とっつきにくい」という感想もいただくので、そのあたりは意識して
とっつきにくくないようにしています。
司法書士が、どんな仕事をするのか分からないし
話してみたらとっつきにくい、ではご相談もご依頼も来ません。
自分では普通にしていても、「資格」というフィルターがよけいにとっつきにくくしているのもある。
だから、5割増しくらいで感情をオープンにするのがちょうど良いかも。
もし、私を「とっつきにくいなぁ」と感じたら
「とっつきにくいよ」
と言ってもらえると有り難いです。
自分では分からないし、普通にしてるつもりでもだんだんとっつきにくくなってる場合もありますからね