私は、年に数回「仕入れ」をします。
仕事に役立つ人生に役立つ仕入れ
仕入れをしないと事業が成り立ちません。
昨年も仕入れのため数回大阪まで通って
自分がやりたい業務について、その地域では独り勝ちしている人から営業方法を学びました。
私と同じように「仕入れ」に来ていた同業者がいましたが
「銀行」にこだわっていたことが気になりました。
「銀行にアピールして仕事を取るには」
「銀行が気に入る話題は」
「銀行が・・・・」
とにかく銀行。
たしかに銀行から仕事をもらっている司法書士は多いから、銀行にこだわる司法書士は珍しくない
でも、銀行から仕事が来ないから「仕入れ」に来たんじゃないの?
銀行以外から仕事が来るための「仕入れ」のはずでは?
<こだわり>
心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなること。
仕事=銀行
というこだわりがあると、自由な発想ができなくなります。
私は銀行から仕事が来るなんてことはないので、仕事=銀行ではありません。
こだわりがないから、わりあい自由な発想ができている気がします。
「司法書士は銀行から仕事が来るもの」
というような
「こうでなければ」
「そうあるべきだ」
というこだわりありませんか?
でも、自分の「こだわり」は自分一人では気が付きません。
他者の振る舞いを見て、自分の「こだわり」が分かるし、自分の「こだわり」のなさが分かります。
仕事=銀行、をこだわってるなと感じるのは司法書士では私くらいかもしれませんが。
また、司法書士=書類を書く仕事というのも、ある種のこだわりかもしれません。
でも、「書類書かずにお金もらってもいいじゃん」と思えれば、仕事は広がります。
司法書士=書類書く仕事という「こだわり」を捨てる
また、
司法書士=法律の仕事、というのも「こだわり」
「こだわり」を捨てれば、もっと仕事は広がります。
他士業でも
弁護士=裁判をする仕事、も「こだわり」
裁判しない弁護士って、仕事が広がって結構いいと思うけどな。
裁判の件数も年々減っていることだし。
「こだわり」を捨てて
「こだわらない」にこだわる
そうできると、仕事が広がるしアイディアもたくさん出る。
お正月三が日、電車を乗り継いでひとりきりの旅、「ぼっち旅」をしながら
考えないようで考え事をしていました。