私が始めての人と出会って、その人に親近感を抱くかどうかは
「パーソナルな部分」
パーソナルな部分が分かると、その人に親しみを感じます。
パーソナルと言っても、何人家族で子どもがどうの、趣味はなに、と言ったことではなく
失敗談や恥ずかしい話をしてくれる人に親しみを感じます。
だから、私も失敗談や恥ずかしい話を率先してするようにしています。
やっぱり、司法書士、弁護士とか「なんとか士」という人は賢く見られがちだし
「なんとか士」は「なんとか士」が思っている以上に近寄りがたい存在です。
だから、「なんとか士」が普通のことしゃべってても、「賢い」とか「やはり違う」「気難しそう」と思われてしまう。
でも、「なんとか士」はそれに気づいていません。
それに気がつくと、賢い近寄りがたい「なんとか士」のイメージを逆手にとって
依頼者や見込み客に親近感を抱かせることができます。
飲んだら面白いとか
プライベートでは面白い人
は、たくさんいるでしょうけど、依頼者と飲んだりプライベートな時間を過ごすことはないでしょうから
普段から面白くしてればいいのに、と私は思います。
なんとか士は「俺は凄い」アピール合戦激しいですからね。
・高学歴の司法書士
・元税務署長の税理士
・元最高裁判所判事の弁護士
など、アピールすればするほど、一般の人にとって近寄りがたさが倍増していきます。
一例ですが
東大卒だけど10浪してる司法書士
税理士だけど割り勘の計算が苦手
弁護士だけど恐妻家
こうすると、「なんとか士」で近寄りがたいと思ってたけど、案外自分と同じじゃん、と親近感を持ってもらいやすい。
私は、セミナー等、人前で話す機会を与えられたら、パーソナル7割、仕事3割くらいで話します。
セミナー参加者も「きっと難しい話するんだろうか」と思っているから、効果てきめんです。
多くの同業者はきっと、仕事10割、パーソナルゼロ割じゃないですか?
セミナーで仕事を取ろうとするから、仕事の話をしようとする。
でも、仕事を取ろうと思ったら、パーソナルの話こそするべきと私は思います。
お客さんは、親しみやすい人に仕事を頼みたいと思っている。
例えば、いくら美味しくても愛想悪い飲食店に何度も行きたいと思う人はいません。
味はそこそこでも、愛想が良い店は流行りますよね。
飲食店でもなんとか士でも、商売には変わりありませんからね。
パーソナルな部分は、ほんとに大事です。
しかし、私はスーツ着てると
「今日は何かありましたか?」
とよく聞かれるので、服装でパーソナルな部分は控えたいと思います。
※26年ぶりに再会した高校の同級生と
by 073995332
| 2016-11-23 21:56