「商ハ笑ニシテ勝ナリ」
商品を間にして商人と客(つまり売り手と買い手)の双方がにっこりと笑わないことには本当の意味での商売は成り立たないということである。
このどちらかが笑えない状態になれば、それは商人道として認められないということになる。
客を喜ばしてこそ商人は誇りを持つべきであって、客を泣かしては商人道ではないのである。
株式会社中央人事総研
代表取締役大竹英紀さんから教えていただいた言葉。
売り手と買い手がニッコリして、初めて商売がなりたつ。
でも、私はもっと単純に、
「売り手がニコニコしていないと商売は成り立たない」
と解釈しました。
私の仕事は、誰にも相談できない困りごと悩みごとを聞かせてもらい、その解決のお手伝いをすること
お話を聞かせていただく前段階として
「この人に話してもいいんだ」
という雰囲気作りをすることが大切だと私は思っています。
思い切って事務所を訪れていただいたのに、相談相手である司法書士がブスッとしていては話づらい
でも、笑顔で迎えてくれたら、きっと話してもいいんだと思ってもらえる。
私もお客さんにあることがあるわけで、そんな時に接客してくれる人が無愛想だと
この人何なんだろう、この店では買いたくないと思う。
また、営業職の方で、値踏みをして私がお客にならないと判断したら、とたんに無愛想になる人だっている。
他人の接客、営業方法を見ることは自分の役にとても立ちます。
「売り手がニコニコしているお店」は繁盛する。
例えば、ランチに入ったお店で「ご飯大盛りにできるよ」と笑顔で言ってくれる店だったら
次もそこを利用しようかなと思います。
(私は体型を見て、すぐに大盛りを勧められる)
逆に、例え美味しくても、店員さんが無愛想で居心地の悪い店だったら行きたくない。
飲食店なんていくらでもあるから。
この記事でも書きましたが
↓ ↓ ↓ ↓
【司法書士って案外難しくない職業】
飲食店も司法書士もどこも違いはない。
流行っている店そうでな店の違いがあるとしたら、提供するサービス以外のところだと思う。
法律専門家であれば
お客さんに伝わらない「質の高いリーガルサービス」(どんなん?)を極めるより
「話しやすい雰囲気作り」を極めた方が絶対に選んでもらえる。
なので私はオンオフ問わず、その人が話しやすい雰囲気作りを心がけています。
(もし話しにくい時があったらゴメンナサイ)