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【伝えたかった感謝の言葉】

 
先日、NHKの番組で「人生の終(しま)い方」という番組を見ました。
 
仕事柄、相続や遺言、人の死を想起させるような用語を使いますので、自然に「死」という用語にはアンテナが立ちます。
 
番組タイトルから、よくある私の嫌いな「終活」かなと思いましたが、そんな単純なものではありませんでした。

【「終活」という言葉は死んだらいい】
http://na0ism.exblog.jp/23542873/
 
番組を見終わった後、NHKのサイトを見ると番組プロデューサーが「番組の趣旨」を記していました。

以下、一部引用です。

↓  ↓  ↓  ↓

遺影や葬式の音楽、式のスタイルなど「形」にこだわりがちですが、本質は「形」だけではないのではないでしょうか。
もっと“感謝を伝えたい”とか、“きちんと謝罪をしたい”とか、自分の人生の落とし前をつけたいという思いが本当はあるのではないかと思います。
いわゆる世間の“終活”とは異なり、死を明確に意識し、残り時間が限られた時に、自分の「生き方に関わる、人生の締めくくり方について考えてみませんか?」ということが番組の主旨です。


<人生の最期に遺したいことは>
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=05718
 

エンディングノートとか遺言と言った形ではなく「思い」。

「感謝を伝えたい」
「きちんと謝罪をしたい」
 
そういった思いが重要なんだ、というのは「結言」にも通じます。
 
私に関することでは

きっと、口べたな私の父は父なりに何か思いを伝えたかったのではないか。
私は私で、父が昏睡状態になってからしか、父への「感謝の言葉」や、父に対して素直になれなかったことへの「謝罪」ができなかった。
 
そういった後悔があったので、「結言」を広めたいなと思っています。
 
形でも物でもなく「思い」。
 
「人生の終(しま)い方」を見て、改めて自分のすべきこと、伝えることが明確になりました。
 
 
父を病気発覚後、わずか3週間で亡くしたことで

今、当たり前に会える人が、明日も当たり前に会えるとは限らない

ことに気がつきました。
 
会える時に会わなかったことで、後悔することだってある。
相手もそうですが、自分だって明日どうなるのか分かりません。

だから私は

会いたい人、好きな人、感謝を伝えたい人、には会える時に必ず会う

と決めています。
 
今日、ランチをご一緒した、柳生雄寛先生も、私が「感謝を伝えたい人」の一人です。
 
柳生先生と約5年前にご縁をいただいてから、飛躍的に自分が成長できたこと
司法書士業以外の内容で、セミナーを開けるようになったこと
自分の価値を教えて貰えたこと
価値観の共通する仲間とつながることができたこと

 
そういったことは、すべて柳生先生とのご縁がなければいただけなかったことでした。
 
もちろん今までも、柳生先生とは食事をする機会がありました。
でも、夜にお酒の入る場が多かったので、そのような機会に感謝の気持ちを述べても伝わらないな。
お酒の入る場は、人も多いし騒がしい。

そういった場ではなくて 
どうしてもお酒の入らない場で、感謝の気持ちを伝えたかった。
今日の柳生先生とのランチは、感謝の気持ちを伝える、またとない機会でした。
 
素面で感謝を伝えたかったのだけど、いざ面と向かうとなかなか照れくさい。
それでも、どうにか感謝の言葉を伝えることができました。
 
そういったランチの場を作ってくださった、杉山永里子さん、服部倫子さんには感謝をしています。
ありがとうございました。
 
柳生先生に、長いこと伝えられなかった気持ちを伝えることができてスッキリしました。
  
でも、感謝の気持ちを伝えたい人は、まだまだ私には沢山いますので、早いところ気持ちを伝えるようにしないとダメですね。
 
 
「人生は誰と出会うかで決まる」
柳生雄寛

 
【伝えたかった感謝の言葉】_b0181744_18213219.jpg

by 073995332 | 2016-05-23 18:21