【士業が支払う会費】
転勤、進学、就職、生活が変わることで出費がかさむ。
それもある
でも、私のように変化のない仕事をしていても春は出費がかさみます。
まず税金。所得税、消費税、何々税・・・
春先は、とにかくよく税金を支払います。
そのほかに、司法書士会費の支払い、行政書士会費の支払いを私はしなくてはなりません。
厳密に言うと、愛知県の場合、行政書士会費は半年ごと「36,000円」ずつ支払い
司法書士会費は、3ヶ月ごとに約60,000円近いお金を払わなくてはなりません。
行政書士会費は年間72,000円、司法書士会費は約240,000円(!)ほど支払う必要がある。
行政書士より司法書士の方が儲かるから会費が高い、と思われるかもしれません。
でも行政書士会費が安いのは、愛知県内の行政書士数が多いからだと思うし
司法書士会費が高額なのは、司法書士の数が少ないからじゃないかな。
けっして司法書士の方が儲かるからではありません。
司法書士試験は難易度が高いし、銀行や不動産業者の仕事を扱うので高額な報酬がもらえる、と思われることが多いですが
率直に言って
「儲かりません」
不動産売買の仕事を例にすると
500万円の土地売買でも1億円の土地売買でも、司法書士報酬はさほど変わらないはずです。
(「はず」というのは、司法書士報酬は事務所ごとに定められるからです。)
まちがっても、20倍の報酬がもらえるわけじゃない。
だいたい一手続き、いくらです。
土地売買の仕事を1件して、司法書士報酬は数万円といったところでしょうか。
司法書士報酬が高額と誤解されるのは、司法書士の出す請求書に書かれている金額が
「登録免許税+司法書士報酬+その他実費」
だからです。
登録免許税という法務局がぶん取る手数料は、不動産が高額であればあるほど高くなります。
500万円の土地でも1億円の土地でも、法務局がやることは変わらないのに、まったく法務局は!
と言いたくなる(笑)
とはいえ、弁護士報酬はもっと高くて、月5万円とも聞いています。
また、弁護士になるにも借金に借金を重ねる人もいるらしい。
裁判の案件は減ってるのに、弁護士の数はどんどん増えてる。
もし、裁判案件を手掛けないなら、弁護士にならなくてもいいような気がします。
ところで、私は税理士を少しうらやましく思っています。
それは、
税理士会のソフトボール大会の差し入れが豪華だから
保険会社と税理士会はとても親密な関係にあって、保険会社は税理士に保険を売ってほしいから、
はたまた保険代理店になってほしいから、税理士会の行事には何かしらの差し入れをするそうです。
司法書士会のソフトボール大会なんて、野原で勝手にやってるだけですからね。
私は数字に弱いし細かい作業が苦手なので、税理士にはなれっこありませんが、豪快な差し入れはうらやましい。
税理士会の会費がいくらか知りませんが、とにかく差し入れがうらやましいです。