【失礼な遺言電話営業】
【自動音声の相続電話営業】
http://na0ism.exblog.jp/25519076/
という記事を書きました。
電話口の自動音声で流れるアンケートに答えると、しばらくおいて、人から改めて営業電話がかかってくる仕組み。
本日、それを上回る、自動音声の電話営業が母のもとにありました。
「自動音声の遺言電話営業」
です。
前置きなしにいきなり自動音声が始まります。
どこの会社が電話かけてるのかも
なんのために電話なのかも
自動音声は、一切言いません。
「自筆証書遺言を作った方は1を、公正証書遺言を作った方は2を、何も作ってない方は3を押してください」
その音声が流れた後は、無音。
ボタンを押さないと、音声がならないのでしょうね。
予想ですが、1、2、3どれを押してもどこかの営業代行会社に繋がるんだと思う。
1を押した人には
「公正証書遺言にしないとダメです」
2を押した人には
「ちゃんと内容をチェックしないとダメです。」
3だと
「何もしないと後で大変なことになるよ」
私の予想、たぶん当たってますよ(笑)
これ、国民生活センターか何かに苦情行ってるんじゃないかな。
私はいつも、営業、営業って言ってますが
「相手の顔が見えない営業」は苦手にしています。
なので、電話営業はとても苦手
相続とか遺言の仕事は、電話営業には向かないと思っているので、自動音声の営業なんて信じられません。
実際にお会いして話を聞いてもらって信頼してもらって、仕事を受注するのがホントの姿
仮に万が一、自動音声の営業で受注できたとしても、営業の主は効率第一でしょうから
依頼者の気持ちを聴いて、感情を共有するなんてしない。
相続遺言の仕事って、個人的には気持ち聴いて感情共有することから始まると思っている。
どれだけ、法律的に手続き的に正しくても
気持ちを聴いてもらえず、感情も共有してもらえないと、依頼者の不満が高まります。
気持ちを聴く、感情共有の効率化なんてありえません。
どこの弁護士、司法書士、行政書士、あるいは税理士か分かりませんが
自動音声の営業なんて止めたほうがいい。
依頼者にとっても、専門家にとっても良いことなんて一つもないから。
でも、どんな考えで自動音声の営業を依頼したのか、その専門家に聞いてみたい気がします。