【私が理解できない司法書士の関心事】

 
「・・・で裁判所に申立すると、職員が施設まで来られますので」
  
「あの~いままで、裁判所の職員の方が来られたことないんですけど?」
 
成年後見人選任申立の打ち合わせのため、愛知県三河地方のある施設まで出かけて
施設の職員さんとお話をしながら打ち合わせをしました。
 
裁判所に申立書を提出した後の流れについて、説明したところ
 
「村瀬、お前違うんじゃね?」
 
と暗に言われてしまいました。
 
 
成年後見人選任申立は、月に何件もボンボン依頼が来るわけではありません。
年に数件です。
 
申立書等書式の変更、添付書類の変更追加については情報が得られるのですが
裁判所の運用(仕事の進め方)については、情報が不十分な場合があります。
 
また、裁判所の運用も、その裁判所自体で細かい違いがあります。
 
私が主に申立をしている、名古屋家庭裁判所や名古屋家庭裁判所一宮支部では
申立後、受理面接という手続きにすすむまでに1ヶ月以上、下手すると2ヶ月先まで予約がいっぱいです。
 
でも、三河地方の支部では
 
「え?うちそんなに(1ヶ月も)時間かからないですよ?」
 
と裁判所の職員の方に言われました。
 
私が、最近、一宮支部で成年後見人選任申立をしたのは2年ほど前で
その時には、被後見人が入所されている施設まで職員が行かれたような気がします。
4年前は、確実に職員さんが施設を訪問していました。
 
成年後見人増加、申立件数の増加に伴い、運用が簡素化されたのかもしれません。
 
専門家とはいえ、裁判所の運用まで「明るく」なれというのは少し酷です。
 
 
運用は知っておくと良いのかもしれませんが
裁判所や法務局の人事って知っておくと何か得があるのでしょうか?
 
司法書士で言えば法務局の人事です。
年配の司法書士は、特に気にしているような気がします。
 
「あの人にはよくいじめられた」
「あの人はチェックが細かい」
「あの人は出世してどうのこうの」

 
確かに、私が(ほんの少し)修行していた時は、怒られたような気がします。
 
「なんだこの申請書!」
「書類の綴じ方が悪い!」

 
知識のないただの使いパシリだったので、余計に怒られたのかもしれませんね。
今は、いじめられるなんてことはないし、チェックが細かくて困るなんてことはない。
 
正確な申請書を作って、必要な書類を過不足なく揃えれば何も言われません。
職員が「個性」を発揮して、司法書士を苦しめるなんてことはないんじゃないかな。 
 
昔は、法務局の職員と法務局に関わる司法書士と土地家屋調査士との懇談会(?)
のようなものがあって、三者が密接な関係を築いていました。
 
私も司法書士を始めたてのころ参加しましたが、新入会員自己紹介みたいな時間に
 
「私は人助けをしたくて司法書士になりました!」
 
と、場をしらけさせる自己紹介をしました(笑)
昔から「空気」は読めません
 
まるで

「なんだお前、不動産屋と銀行と仕事せんやつが何しに来た!」

と言われているような気がした。
 
 
今は、司法書士であっても

「借金整理の仕事してます」

でも
 
「成年後見の仕事に燃えています」

でも

「結言コンサルタントです」

と言っても、受け入れられる時代なんで、ずいぶん楽になりました。


※こんなポスターも受け入れられてますし
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by 073995332 | 2016-04-13 16:19