人気ブログランキング |

【相続手続での「未成年」と「成年」の違い】

 
今更ですが、先日ブログに書いた「炎上ブログ」の社会保険労務士
面識のある方でした。

【社会保険労務士と顧問契約】
http://na0ism.exblog.jp/25198087/
 
ひょんなきっかけで実名が分かり、「あの人だったんだ」と分かりました。
私は、その方を社労士ではなく、税理士として認識していたのでピンと来なかった。
 
親しく言葉を交わしたことはありませんが、7、8年前、何度かお見かけして
お話ししているところを見て、「何か好きになれない人だなあ」という印象を持ちました。
 
話題になったから書くわけではないですが
その方が言っていた「(破産手続きは)ゴミみたいな仕事」という言葉が印象の残っています。
 
7、8年前の私は、彼の言う「ゴミみたいな仕事」を多く扱っていたので
余計に「好きになれない人」という印象を持ったのかもしれません。
 
言動には気をつけないといけませんね。
  
 
今日は、「成人の日」
未成年のうちは、保護者に守られていましたが、成人したからには自らの言動には責任を持たなければならない。
 
私の成人の日は、大学の試験日が近かったので下宿で独り安ワインで乾杯しただけ。
わざわざ愛知県に帰ってきても、岩倉市で行われる「成人式」には誰も友人知人がいないので参加しても仕方なかったし。
 
なので、成人の日の想い出は何もありません。

過去に書いたブログで、20才になるとやたらセールスの電話がかかってくることについて書きました。
私自身も、やたら実家に「なおひとさんいますか?」という友人を装ったセールスの電話がかかってきましたから。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

【未成年取消と成人の日に思うこと】
http://na0ism.exblog.jp/24001168/
 
 
また、相続の手続きに関しても、「未成年」と「成年」では手続きに大きな違いがあります。
 
成人=20才になっていれば、その方自身が相続人として遺産分割協議と言った「法律行為」ができますが
未成年だと、単独では「法律行為」ができません。法律行為には、原則「親権者の同意」が必要になります。
 
相続手続きで遺産分割協議を行う場合、相続人のうちに未成年者がいる場合、家庭裁判所に「特別代理人」という方を選任してもらう必要があります。

例にするとこんな感じ

***********************************

父、母、子1(未成年者)、子2(未成年者)という家庭があり、父が死亡したとします。
この場合、法定相続人は母、子1、子2の三人になり、同じ立場(父の遺産を争う関係)にあります。

このとき、母が子1、子2の法定代理人として認められてしまえば、
母は子1、子2の意志に関係なく好きなように遺産を取得することが可能になってしまいます。

「母が全ての財産を相続する」旨の遺産分割協議書を作り、子の法定代理人として署名押印し、協議をまとめてしまう恐れがあるのです。

そこでこのような場合、親権者に代わって子の代理人になる「特別代理人」の選任が必要になります。
選任された特別代理人が子に代わって他の相続人と遺産分割協議を行います。

******************************

・・・・建前はそうですが、お母さんに養われている未成年者が何かの財産を相続することは少ないですよね。
 
仕事で「特別代理人って人を選ばないとダメなんです」と伝えても

母親(父親)から

「子ども達は、私の名義でいいって言ってるのに、何でそんな手間なことしないといけないの?」

と言われてしまう。
 
「利益相反行為がどうの」と説明する私自身も
 
「そうだよな。手間だよな。費用も余計にかかるし」

と、心のどこかで思っています。
 

でも、家族の形も多様化しているし、最近の悲しいニュースを見ていても良い親ばかりではない。
未成年者保護の観点からも、「特別代理人」という制度は必要ですね。
 
新成人の方々には、良い大人になって、良い親にもなって欲しいと思います。
 
私自身、未成年の時よりも、成年、それも30才を過ぎて年齢を重ねるたびに楽しいことが増えています。



特別代理人選任(親権者とその子との利益相反の場合)

1. 概要

 親権者である父又は母が,その子との間でお互いに利益が相反する行為(これを「利益相反行為」といいます。)をするには,子のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければなりません。また,同一の親権に服する子の間で利益が相反する行為や,未成年後見人と未成年者の間の利益相反行為についても同様です。
 利益相反行為とは,例えば,父が死亡した場合に,共同相続人である母と未成年の子が行う遺産分割協議など,未成年者とその法定代理人の間で利害関係が衝突する行為のことです。

(裁判所のホームページより)


b0181744_1735126.jpg

by 073995332 | 2016-01-11 17:04