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【「10ヶ月以内」にすること】

 
「名義変更って10ヶ月以内にしないと駄目なんですよね?」
 
相続の手続きをしていると、依頼者の方によく聞かれます。

私の答えは、

「10ヶ月以内にしなくてもいい人はいますが、早めにやっといたほうがいいね」

です。

「10ヶ月」という言葉がどうしてこんなに覚えられているのか

また

10ヶ月以内にしなくてもいい人、しなくてはならない人の違いは何でしょうか?

この「10ヶ月」というのは、

「相続税の申告及び納税の期限」

のことです。


【相続税の申告と納税】
https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4205.htm

をお読みいただくと良いのですが、

名義変更は(被相続人死亡から)10ヶ月以内にしなくてもいいけど、
相続税のかかる場合は「申告と納税」を10ヶ月以内ににしないと駄目なんです。

で、私の答え

「10ヶ月以内にしなくてもいい人はいますが、早めにやっといたほうがいいね」

は正確に言うと間違い。
名義変更は10ヶ月以内にしなくてもいいのです。

でも、「10ヶ月以内にしなくてもいい」と言ってしまうと、相続税がかかる相続の場合に
「申告と納税」までしない人が出てくるので、「しなくていい」とは決して言いません。
 
しなくていい、と言っちゃうと

「あんたがせんでも良いって言ったから何もせんかったら、相続税の延滞金かかってまったがね!」

と怒られてしまいます。


申告と「納税」なので、お金が必要です。

相続財産の大半が不動産で、預貯金が少しだと納税資金が確保できないという可能性もあります。

例えば

「相続が発生してから、不動産を売却して納税資金を確保しようとしても、不動産が売れない」

とか

「売却の前提として、被相続人から相続人への名義変更が必要なのに、相続人がもめちゃって名義変更ができない」

とか

「そもそも相続財産がどれだけあるのか、どこにあるのか分からない」

ということがあります。

なので、相続対策として、財産と予定納税額を把握することは大切です。


で、相続「税」と言えば、税理士なんですが、税理士でも相続税に強い人そうでない人がいます。
税理士だからって、みな相続税に強い訳じゃない。

また、確定申告を中心にされている税理士だと、顧問先が相続対策必要なのに提案すらしない人もいるそうです。
 
 
そして、「10ヶ月」って長いようであっという間に過ぎます。
人が亡くなると役所関係の手続き、49日、一周忌だのいろいろなことで忙殺されて、ほんとに時間がありません。

なので、お元気なうちに「財産のリスト」などを作っておいておかれると、相続人は本当に助かります。
できれば「遺言書」という形で残しておくとベストですけどね。

相続対策のみならず相続税対策にも役立つ遺言書があるといいですよね。

私は、相続税節税の提案は出来ませんが、相続税に強い税理士と連携しているので安心ですし
生命保険を活用した納税資金確保の提案ができる方とも提携しています。


もし、相続税、相続対策に不安を覚えたら、0587-65-5666までご相談ください。



村瀬なおひと司法書士事務所は、障がいを持つ方が働く小牧ワイナリーを支援しています。

【小牧ワイナリー】


http://www.aju-cil.com/work/winery.html

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by 073995332 | 2015-10-07 18:53