【自分がされて嬉しいことを人にする】
「社長、そんな大事なことを値段だけで決めてはダメですよ。」
「私の付き合ってる○○弁護士は、値段が安いかどうか分かりませんが私が信頼している人です」
「○○弁護士はこんな特長があって、過去同じような案件をお任せして解決してもらいました」
「一度会ってみたらどうでしょうか?」
売掛金の回収に悩んでいる社長
経営者の集まりで顔を合わせる弁護士に、「報酬が安そうだから」という理由で依頼しようとしていたので
仕事で付き合いのある弁護士を紹介しました。
結果、スムーズに債権の回収ができ、良い人を紹介してくれたと社長に感謝されました。
弁護士もこれをきっかけに顧問契約が結べて、同じく感謝されました。
そのあたりのことを少し書いてます
↓ ↓ ↓ ↓
【「感謝」を集めよう】
http://na0ism.exblog.jp/24842852/
私は
人を紹介するのが上手な人 と そうでない人の違い
について考えていて
上手な人は
「自分がされたら嬉しいだろうな」
という紹介の仕方をしています。
知り合いの弁護士を紹介するとして
そうでない人は
「よく知らないけど、一度名刺交換した人で弁護士いるよ」とか
また、人はよく知っていても、強みとか特長が分かっていないと
「飲み友だちで弁護士いるよ」となってしまいます。
上手な人なら
「弁護士って話しづらいじゃん。
でも○○弁護士は、本当に親身になって話聞いてくれるし離婚相談は年間100件以上扱ってるから安心だよ。」
「俺もお世話になったし」
とか
「10年くらい取引してる人で、よく分かってる人。
人間的に素晴らしいしあなたときっと合うと思うよ」
という感じで紹介すると思う。
あっ、弁護士以外でも、私と付き合いのある方だったらどんな人も上手く紹介できますよ。
また、人を紹介するのが上手な人 と そうでない人の違いは
「その人に関心をもって接しているか」
でもあると思います。
その人に関心を持てばいろいろ知りたいと思うし、知りたいと思えば質問もする。
質問すればその人の特長とか強みがよく分かりますからね。
そして、その人が「嬉しいだろうな」ということも分かる。
私は、「高く」売って欲しいと思っているので、
人を紹介するときも、その人を「高く」売ってあげることを心がけています。
「とにかく、他より安く仕事してくれる人だから使ってやってよ」
という紹介はしません。失礼だから。
そうではなくて
「他より高いけど、同業者にはないこんなことができて、あなたにこんなメリットがあるんだよ」
という紹介をする。
高く売るには、その人の価値、強み、特長が分かっていないとできません。
価値も強みも特長もないから安くしか売れないのです。
高く売ってあげたいから、その人に関心をもって質問するし
その人自身も他の人も気づかない価値がどっかにないかな、と観察しています。
「自分がされたら嬉しいだろうな」
ということを人にしてあげましょう。