【「○○士」事務所は入りずらい】
「勇気を出して事務所の門をたたきました」
といって、当事務所に来られる方多いです。
私のところは、愛知県岩倉市を流れる五条川沿いにあって、川沿いは散歩コースになっています。
なので、散歩していると事務所の看板がよく目につくそうです。
実際に、事務所に来られた方から
「散歩していて、看板がいつも目について気になるけど相談するのは少し気が引けた」
とか
「話を聞いてもらって、高いお金を請求されても嫌だなと思った」
というご意見をいただくことはよくあります。
やっぱり「○○士」と名前がつくところは、なかなか入りづらいですよね。
私も、よく知らない「○○士」事務所には入りづらいし、電話もかけにくいです。
いつも会っていてよく知ってる「○○士」のところしか行きません。
でも、当の「○○士」事務所の人は、
「入りづらい」とか「勇気を持って事務所に行く」という感覚は分かりません。
「普通に事務所にこればいいじゃん」と思ってる。
しかし、一般の方にとって「○○士」という人は、想像以上に怖い人なんです。
・間違ったことを言ったら怒られそう
・(資料も何も持たず)手ぶらで行ったら怒られそう
・ちゃんと説明できるように専門用語を覚えていかないと怒られそう
・とにかく怒られそう。
一応「○○士」の私からしても、「そんなわけないじゃん」と思うのですが
実際に「他の事務所で怒られた」とか「他の事務所で分からないことたずねたらバカにされた」という声も聞いたことあります。
「怒られるといけないから」って、凄く勉強して来られる方たまいます。
以前、負債整理の仕事をたくさんしていた時、いろいろ大変な目や辛い思いをして勇気を振り絞って相談される方がたくさんいました。
客観的に見たら、返済が難しい負債を作ることは「怒られること」なのかもしれませんが
返済するために大変な目にあって辛い思いをした人に怒っても何も解決しません。
「怒るんじゃなくて、相談する勇気を持ってくれてありがとうだよね」
その時、多額の負債を抱えていた人の相談に乗っていた同業者は、みんなこんな気持ちを持っていました。
その時の経験が私にはあるので、相談してくれる人には「相談する勇気」に感謝しています。
確かに、少し腹立たしいこともないわけではない。
でも、自分もだらしないとこや誰かに迷惑かけることもあるんで、お互い様ですね。
また、「○○士」はなかなか情報を発信しません。
情報というか、なかなか「顔出し」していないので、余計に事務所の門を叩きにくいのかもしれません。
お客さんが事務所に来やすいように、もっと顔出しして情報発信すればいいのにと思うんですけどね。
「○○士」は
「おかしなこと書いて、お客さんに変なヤツだと思われたらどうしよう」
とか、無駄に自意識過剰だったりします。
おかしなことでもたくさん情報発信して、お客さんに感心持ってもらった方が絶対得なのに。
私は感心を持ってもらいたいので、おかしなことでも積極的に発信しています。
※何して、何を書くのか説明が難しい・・・