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【あなたのお客さんはどこにいますか?】

 
先日、銀行預金の相続手続で、ある銀行を訪ねました。
銀行は、司法書士が一番仲良くなりたい業種ベストスリーのうちの一つです。

「預金の相続手続きをきっかけに仲良くなって、登記の仕事がもらえたらラッキー
何とか良い印象を持ってもらうようにすり寄ろう」


・・・という考えは、私には全くありません。
司法書士としては全くダメな部類に入ります(笑)
 
でも、そこの銀行にとって1番目に私がチョイスされるのならともかく
 
「滅多に声かけないけど何かあったときにいつでも使える便利な5番目のヤツ」

にしてもらうのに、すり寄っても意味ありません。

しかし、多くの司法書士は、銀行の「便利なヤツリスト」に加えてもらうために努力しています。

恋愛ドラマとか見ていても「便利な男性(女性)」って、あまりハッピーになれませんよね。
「いつか彼女(彼)が振り向いてくれるに違いない」で頑張るけど、冷たくあしらわれてしまう。

「便利な人」はなかなか大変です。


で、「お客さんはどこにいますか」なんですけど

こんな仕事ができる

とか

自分にはこんな能力がある

と言う方でも、

「あなたのお客さんになる人はどこにたくさんいるの?」

と聞くと「う~ん」となってしまいます。

釣りに例えるなら

「ヤマメを釣りたい人はヤマメがたくさんいるところに行けば良い」

このあたりなら、岐阜の郡上とか高山とか長野県とかですね。
間違っても岩倉市の五条川では釣れません。

住宅ローンを利用したときの「抵当権設定登記」の仕事が欲しい人は、銀行に行けばたぶんお客さんはいます。
不動産売買についての仕事が欲しいなら、不動産業者に行けばお客さんはいます。


先日、ある新人税理士と話していて「創業したての会社と取引がしたい」と言っていました。

私「そういう人はどこにたくさんいますか?」

税理士「行政書士経由で紹介をもらっている」

じゃあ、その税理士はたくさん行政書士とつながればいいのかもしれません。
でも、士業同士が関係を作ってお客さんを紹介しあうのは、定番というかありきたりです。

「士業の紹介以外にも、創業したての人がたくさんいるところはないか」

を考えていると、意外なルートが見つかるかもしれません。

私も欲しいお客さんを絞っているので、どこにお客さんがいるのかがハッキリしています。
 
あの業種の人と繋がるといいな、とか、あそこにたくさんいそうだな、とか。

【一番欲しいお客さんはどんな人?】
http://na0ism.exblog.jp/24617542/
 
 
しかし、「どこに行けばお客さんがいるのか分からない」状態では、しようがありません。

以前、「私は会社の合併登記の仕事がしたい」と言っている同業者に会いましたが、
どこにお客さんがいるのか分からないようでした。

私もどこにそんなお客さんがいるのか分かりませんし、あんな複雑そうな仕事は私には無理です(笑)
そもそもニーズがあるのか、という問題もあります。

普通の司法書士がやらないニッチな分野に目を向けるのは素晴らしいと思いますが、ニーズがなければ困ってしまいます。
ニーズはあるけど、年1件しか仕事が来ないでは本当に困ります。
 

一番良いのはある程度の報酬が見込めて、お客さんの居場所も分かりニーズがある仕事で、他の同業者と「切り口」を変えた提案とかアプローチが出来るといいですね。

私はずっとそんなことを考えています。

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by 073995332 | 2015-09-15 15:29 | つぶやき