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【「勉強」はキライ】

 
私は「勉強」がキライです。
 
世の中の法律専門家は、近いうちに行われる「民法」という法律の大幅は改正に備えて勉強をしているわけですが

私は
 
「また勉強すんのたり~」と言って

「専門家がそんなことを言ってはダメ」と素人の方に怒られています(笑)
 
でも、本当に勉強するのって大変なんですよ。

法律の条文って「嫌がらせか?」と思うほど、一文が長いし、カッコ書きがあるし、回りくどい。

例えば、こんな感じです。
読み飛ばしても全然構いません。

会社法第294条 
第132条の規定にかかわらず、前条第1項第1号に掲げる行為をする場合(株式会社が新株予約権を取得するのと引換えに当該新株予約権の新株予約権者に対して当該株式会社の株式を交付する場合に限る。)において、同項の規定により新株予約権証券(無記名式のものに限る。以下この条において同じ。)が提出されないときは、株式会社は、当該新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる株式に係る第121条第1号に掲げる事項を株主名簿に記載し、又は記録することを要しない。

2 前項に規定する場合には、株式会社は、前条第1項の規定により提出しなければならない新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる株式の株主に対する通知又は催告をすることを要しない。

3 第249条及び第259条第1項の規定にかかわらず、前条第1項第1号に掲げる行為をする場合(株式会社が新株予約権を取得するのと引換えに当該新株予約権の新株予約権者に対して当該株式会社の他の新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを除く。)を交付する場合に限る。)において、同項の規定により新株予約権証券が提出されないときは、株式会社は、当該新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる当該他の新株予約権(無記名新株予約権を除く。)に係る第249条第3号イに掲げる事項を新株予約権原簿に記載し、又は記録することを要しない。

4 前項に規定する場合には、株式会社は、前条第1項の規定により提出しなければならない新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる新株予約権の新株予約権者に対する通知又は催告をすることを要しない。

5 第249条及び第259条第1項の規定にかかわらず、前条第1項第1号に掲げる行為をする場合(株式会社が新株予約権を取得するのと引換えに当該新株予約権の新株予約権者に対して当該株式会社の新株予約権付社債を交付する場合に限る。)において、同項の規定により新株予約権証券が提出されないときは、株式会社は、当該新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる新株予約権付社債(無記名新株予約権付社債を除く。)に付された新株予約権に係る第249条第3号イに掲げる事項を新株予約権原簿に記載し、又は記録することを要しない。

6 前項に規定する場合には、株式会社は、前条第1項の規定により提出しなければならない新株予約権証券を有する者が交付を受けることができる新株予約権付社債に付された新株予約権の新株予約権者に対する通知又は催告をすることを要しない。


司法書士が実務で使わない条文ですが、一読して意味が分かる人はいないと思います。

法律が変わるたびに、こんな文章を読んで意味を理解せんといけません。


私が「勉強」がキライなのは、直接自分の仕事に関係のないこと、必要に迫られていないことを「勉強」しなければならないからなんです。
 
もっとも、
「法律専門家なんだから、どんな相談が来ても回答ができるようにしておかないとどうする!」

というご意見もあろうかと思いますが、
取り扱う業務はその専門家(弁護士か司法書士か)によって違いますし
同業者であっても、また取り扱い業務は異なります。

私は、広く浅くではなく、自分の専門分野について深く理解を深めていればいい、と考えています。
 
 
最近、「家族信託」という分野について理解を深めたいと思い、本を買いました。
 
私の専門分野は、相続と遺言で、お役にたてるのは主に高齢者なんですが、
前々から「障がいを持った方」に何かお役に立てないか、と考えていました。
 
私自身、7歳の時に原因不明の病気にかかり、障がい者として見られていたので
自分の知識を活かして、障がいを持った方のお役に立ちたい、という気持ちを強く持っています。

信託とは、
「財産を持っている人(委託者)が、自分が信頼する人(受託者)に財産を託して、定められた目的にしたがって財産を管理・処分してもらい、財産から得られる利益を定められた人(受益者)へ渡す仕組み」のことをいいます。

 
生まれながらに障がいを持っている方や、事故で障がいを負ってしまった方が、お一人になられた時に「信託」という制度が役に立つのではないか。

例えば、

障がいをもつお子さんを持つ親(委託者)が、自分が信頼する身内(健常者である子等)に財産を託して、障がいを持った自分の子(受益者)が困らないようにする。

と言った使い方ができます。

もっとも、本を読んだだけではなかなかイメージがつかめませんので、実際に仕事を受けるのが理解を深める一番の近道ですね。
とりあえず、どこかでセミナーやってみようかな。
 
私が、初めて自己破産の事件を受けた時も、実際に仕事を受けてから専門書を読んで理解を深めました。
まるで、「泳げるようにするために、水の中に突き落とす」、みたいなやり方ですね。

はたから見たら危なっかしいですが、仕事を受ければ必死になりますからね。
   
 
どんだけ本を読んで知識を深めても、使わないことには意味がありません。
使わない知識を「勉強」して、ため込むほどバカらしいことはないです。
 
「自信がないので勉強してから・・・」って人は、いつまで経っても自信がつきません。
仕事を受けて必死になって、たまに恥をかいてこそ自信になります。
 
恥をかいた経験では誰にも負けないので、私は相当な自信をつけていますよ(笑)
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by 073995332 | 2015-08-19 17:00 | つぶやき