【アイディアの出し方を習う】
「消費税増税にまけない!新商品開発のためのアイディア発想法」というセミナーに参加してきました。
前段の「消費税うんぬん」というのは「大人の事情」が絡んでいるようです(笑)。
講師は木嵜正博中小企業診断士。
3年くらいの付き合いですが、彼のセミナーを聞くのは初めて。
セミナーではアイディア出しに使えるいくつかの手法を紹介し
ワークでは「SCAMPER(スキャンパー)」を使ってアイディア出しをしました。
「SCAMPER(スキャンパー)」とは
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0804/15/news007.html
私もアイディア出しに「SCAMPER」を使うことが良くあります。
「代えたり」「除いたり」「加えたり」・・・・
アイディアって何か先天的なセンスがないと出ないようなイメージがありますが
いくつかの手法を使って何度かトレーニングをすれば、センスなんて関係なく出せるようになります。
で、確かにアイディアは出せるようにはなるんですが、実現可能性とか変な常識にとらわれないことが大切なんです。
過去にこんな記事を書きました。
【笑われるようなアイディア出してますか?】
http://na0ism.exblog.jp/24490001/
「こんなアイディア、今の技術でできるんかな?」
とか
「こんなこと考えて頭おかしいんと思われるんじゃないかな」
って。
木嵜さんのセミナーのワークで「新しい自転車開発」をやったのですが
私のアイディアはこんな感じです。
・タイヤをなくして、リニアみたいな超伝導で動く自転車
・部品がすべて植物由来の成分でできていて、土にかえる自転車
・道交法改正でイヤホンできないから、サドルから骨伝導で音楽が聴ける自転車
・道交法改正で傘させないから、雨が降ると幌が出てくる自転車
・子ども成長のたびに買い替える手間のない成長する自転車
私、だいぶ頭おかしいですよね(笑)
みんなが「なるほどね」というようなアイディアは誰でも思いつくものだから
できるだけ突拍子もないアイディアを出す。
突拍子もないアイディアの中に素晴らしいアイディアの種が隠れている。
私はそう信じているので、おかしなアイディアをたくさん出します。
ワークだけでなく、実際の営業、仕事についても私はアイディア出しをします。
「SCAMPER」を使うこともあるし、商圏の違うところ、異業種で上手くいってる方法をそのままパクってきたり、少しズラしたり
アイディア出しの方法は様々。
士業の仕事って法律の縛りがあって窮屈なように見えて、窮屈だからこそ工夫を凝らせたりできる。
法律を上手く「解釈」することで、仕事に幅が出たりします。
解釈することが難しいなら、「見せ方」を変えるなり
定型の仕事でも、同業他者よりも価値があるように見せればいい。
アイディアしだいで、価格競争、安売りとは縁を切ることができます。
アイディアはセンスのある人にしか出せないと思い込んでる人は
どんなことにおいても「思い込み」に支配されてしまいます。
・経験がないから仕事が取れない
・学歴がないから出世できない
・あれがないから・・・
・これがないから・・・
「ないこと」にフォーカスしてしまうと、何も生まれません。
「あること」にフォーカスしましょう。