【3周年記念キャンペーンってどうなの?】
いつも書いていることですが、営業って難しいです。
売れないから安くしようってやってると、売れなくなるたびに安くせざるを得ない。
美容院とかでよくある「初回の方に限り半額」では2度目はない。
一見さんが半額で、リピーターが全額では、リピーターが生まれようがない。
リピーターほど大切にしてあげないと。
また、キャンペーンと銘打って安くするのもありますが、どうなんでしょうね?
4周年、5周年と記念キャンペーンをするような気がします。
【愛知県司法書士会調停センター「3周年記念キャンペーン」のお知らせ】
http://www.ai-shiho.or.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=0&NCODE=67
そんなんするくらいなら、「土日も開催」ってした方が良いし、実際の解決例を守秘義務に触れない程度で示した方がいい。
お勤めの方が平日にわざわざ休みとってまで調停に参加するのはかなりの負担。
もし、愛知県で事例が少なければ全国の調停センターの事例を示してもいい。
そもそも市民は「調停センター」ってなにするとこか分からない
これで分かってもらえればいいけど、わかんないよね。
http://www.ai-shiho.or.jp/adr/
調停実施者の意見も募ってもらえたらと、愛知県司法書士会調停センターのいち調停実施者の私は思うのでした。
私は安売りには反対で、自分の人生の短さが分かってからは価格競争には参加していません。
「どこどこの人は、○円でやってますよ」
と暗に価格を下げるように言われたら
「そうですか、ではそちらにご依頼ください」
と言っています。
自分自身を高く売りたいと思っているし、自分に関わる人も高く売って上げたい。
高く売るにはそれなりの工夫がいるし、何回かの試行錯誤をしなければなりません。
手間かかるし時間もかかる。だからやる人がいない。
安く売るのは簡単。「値札」を付け替えるだけだから。
だから誰もが安く売ってしまう。
安く売った分たくさん仕事を受注しないと事業として成り立たなくなってしまう。
でも、「周年記念キャンペーン」って使いようで、普段なかなか営業しづらくても
「○周年記念キャンペーンで記念品(安っすいものでいい)をお配りしてます。」
とか言えば、話を聞いてもらえるし
「○周年なので」と言って、何かチラシを配れば受け取ってもらえる。
チラシには特別変わったことを書く必要はない。
なぜなら、あなたの業務内容を誰も知らないから。
こんな風に使えば「周年記念キャンペーン」も使えます。
実際に、私も「今年は、うちの○周年なんで」で営業して、それなりの効果を得ています。
私が何年仕事やってるかなんて誰も興味持ってないから、周年キャンペーンは何年か連続でやってもいいし、ワールドカップなどの何かの大きなイベントに絡めても良い。
こんな風に考えると、少し営業が楽しくなりませんか?
「営業って辛いな」って思っているとアイディアは出ないけど、
「どうやったら営業が楽しくなるか」って考えると、楽しいアイディアが出てきます。