【判断は数秒で決まる】
私はあまりテレビを見ません。
昔はテレビっ子だったのですが、今はほとんど見ない。
あれほど好きだった「お笑い」も縁遠くなり、流行っている「お笑い」は母親経由で知ります。
少し前に教えてもらった「ダンソン」は、YouTubeで何度も見てはまりました。
でも、たまにドラマは気になって第一話を見て、そのまま見るのかやめるのかを決めます。
判断の時間は10分くらいです。
10分見てつまらなかったら一切見ません。
ドラマと同列にするのはなんですが
私がある方とお話しする機会を頂けたのなら、短時間でどうやったら自分の価値を伝えられるかに腐心します。
10分なんて時間は与えられない
「数十秒、いや数秒で自分の価値が判断される」
と思っています。
ダラダラ話すのではなく、「こいつと関係持っておいた方がいい」と臭わせる何かを伝える。
相手も忙しいだろうからダラダラは禁物。
「全部話さな損」とばかりまくし立てるのは最悪
いませんか?相手が聞いていようがいまいが話続ける人。
伝えたいことがあるなら「臭う何か」を伝えて、次に繋げてそこで話せばいい。
何か下ネタっぽいけど、小出しに「チラ見せ」して関係を深めていくことが大切。
異性との関係でも、相手に全部あけすけにされるより、「チラ見せ」されたほうが興味をそそられませんか?
①まずは「チラ見せ」して興味をそそって、
②次に個別にあって詳しい話をして、
③さらに相手にメリットのある提案をして
④お互い納得できればクロージング。
いちおーこんな流れを意識してますが、当然上手くいくときもあれば失敗することもある。
失敗したら微調整して次につなげればいい。
「数十秒で自分の価値が判断される」と思っている私なんで、相手の方を判断する際にも
多くの時間は差し上げていません。
「面白そうだな」と感じれば、もっと話が聴きたいと思うし
「つまらないな」と感じれば、どれだけ理路整然と話されても興味がわきません。
海千山千の経営者の方の話は面白いけど、士業の話はつまらない。
「仕事以外の話できんのかい!」と言いたくなるくらいです。
個人的には「仕事以外の話をどれだけできるか」が営業のカギなんじゃないかと思います。
少し前、ある経営者の方と話していて、その方が唐突に
「ボスコがさあ、どうたらこうたら」と言い始めました。
話の流れからしてサッカーの話っぽくて、私の知ってる「ボスコ」と言えば
ボスコ・ジュロブスキーという、名古屋グランパスのコーチしかいません。
「ボスコは、(サッカー)マケドニア代表の監督になりましたよね」
と話したら喜んでもらえました。
同じ方がまたまた、唐突に「俺は松井玲奈が好きなんだ」と言うので、SKE48の話をして話を弾ませました。
「仕事以外の話」大事です。
しかし、私は「仕事以外の話」が得意なので、たまに「仕事の話」をすると
「ちゃんと仕事のこと分かっているんだね。何だかホッとしました。」
と、あまり嬉しくない感心をされます(涙)