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【自分の感情に素直に】

 
『父の話をしたらと自然と涙が出てしまい、話を続けることができませんでした。』
 

私の専門分野は、遺言書(結言書)作成と相続手続き。
どちらも人の死に繋がっています。

遺言書は、相続人の方が困らないようにする手続き
相続手続きは、亡くなった後の名義変更などの手続き
 
人は生まれていつかは死ぬことが運命つけられています。
しかし、他人事としての「死」はリアル感がなく、どこか遠い印象がある。

ただ、自分の肉親を亡くしたときに初めて死がリアルに感じられ、
自分もいつかは死ぬのだ、ということをまざまざと思い知らされる。

人が亡くなるって大変なこと

いままでいた「人」がいなくなる
自分の視野にいた人が視野からいなくなり
やがて心のなかからもいなくなる。

しかし、何かのおりにいなくなったはずの人の話をすると、
いなくなったはずなのに急に心の中の大部分を占めるようになる。

先日も、お客さんとお話ししていて、

「専門家の私であっても自分の父が亡くなった時には大変だった」

お客さんとのやりとりの中で自分の父が亡くなるまでどうだったか
私たち家族はどんな気持ちだったか、を話していたら

自然と涙がでて、話につまりました。

お客さんのリクエストに応じて手続きをすすめ、お客さんが不安にならないように話をするのがプロ。

自分の話をして、自分で涙して、お前はなんやねん、と自分でも少し思いました。

お客さんの前でハンカチで涙を拭いたのは初めてでした。
お客さんのお話される内容と自分の父親との事がシンクロしすぎたようです。
お恥ずかしい。


あまりオーバーに感情表現するのも考えものですが、適度な感情表現はあってもいいかと思います。
士業って、「真面目、冷静」というイメージを持つ方が多いですから。

士業が「真面目、冷静」な人ばかりだったら、付き合いづらいしなんだかつまらない。

恥ずかしいな、と思いながら、お話を聴いて感動したり、感極まったりしたときには
私は、素直に感情を出すようにしています。

「世界の中心で愛を叫ぶ」

と言った分かりやすい話でも泣く、と、よくバカにされますが
そんなバカみたいに分かりやすい士業がいてもいい

といつも自己弁護しています。


ちなみに「世界の中心で愛を叫ぶ」は、映画版の「長澤まさみ」がはかなげで良かったです。
ドラマ版の綾瀬はるかは健康的すぎてあんまりでした。

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by 073995332 | 2015-07-08 15:42 | つぶやき