【営業ツールありますか?】
前々から思っていてなかなか踏み切れなかった「営業ツール」作り。
某地方でかなり営業に力を入れている同業者のものを参考して、ようやく出来上がりました。
私のメイン業務は「相続・遺言(結言)」で、いわばこれがバックエンド商品です。
フロントエンド商品、バックエンド商品については、下記で少し触れています
【あなたの商品は何ですか】
http://na0ism.exblog.jp/21240980/
今回の営業ツールは、フロントエンド商品についてのもので、顧客を吸引する商品
顧客をつかむための商品についてのもの。
相続手続きが必要な方を探したり、遺言書の必要な方をいちいち探すのは大変だし
私の業務内容を私以上に上手に話せる人はいない。
だから、いちいち探さなくても良いように、私が説明しなくても良いようにツールを作りました。
同業者の営業ツールを見る機会はないのですが、「遺言書作ります」とか「相続手続きします」という
バックエンド商品についてしか触れられていないのではないでしょうか?
電話帳広告で見るのは
「所有権移転登記」
「贈与登記」
「相続登記」
「抵当権解除手続き」
って、プロ向けの文言を書いている方が結構多い。
素人の方は「所有権」なんて専門用語わからねえよ、と突っ込みたくなる。
まだ「名義変更」の方が伝わります。
私のところにも「名義変更したいのですけど」というお電話をしょっちゅういただいてますから。
所有権移転登記とか書くより
名義変更したい方、相続手続きにお困りの方、住宅ローンの終わられた方と書いた方が伝わります。
司法書士は基本頭が良いから専門用語を書きたくなる。
でも、それが相手に伝わるかどうかを考える頭は悪いです。
「バックエンド商品」にしか頭がおよばないのも頭が悪い。
私も頭悪かったのですが同業者とか士業から距離をおいて、一般の経営者の方から学ぶことで「普通」になれました。
私のターゲットは一般の方だから、私が一般の方の中で「普通」になることは意味があって
士業の中で「普通」になることは全く意味がありません。
「遺言書作りたい」とか「相続手続きが必要だ」という人はまれだから、そういった見込みのある人はどこにいて
そういった見込み客をつかむにはどうしたらいいか、どんなツールを使ったらいいのかを考える。
今回、私の営業ツールが上手くいくかは分かりませんが、とにかくこのツールを使ってみないことには成功するか失敗するか分かりません。
使ってみた結果、上手くいかなくてもそれは失敗とは言えないんじゃないか。
上手くいかないことが分かったという意味で「成功」と言えるんじゃないかと考えています。