【集客はどうしてますか?】
中学の同級生が経営するラーメン店「麺日和」で、「集客どうしてるの?」と聞きました。
士業のくせに、私は集客にとても関心があり、彼の店がどのような形で集客をしているのか気になっていました。
【麺日和】
http://tabelog.com/aichi/A2302/A230201/23043253/
ラーメン店に限らず、今はどこにでも美味しい飲食店がある。
飲食店が味で集客するのはなかなか難しい時代なのかもしれません。
そういえば、こんな記事も書きました。
【お店のウリ】
http://na0ism.exblog.jp/22679165/
多くの飲食店は、フリーペーパー、ウェブ等で、集客しているようですが、一番価値のあるのは
「リアルな口コミ」だそうです。
確かに「何とかログ」など、評価がいまいち信用できないものもありますからね。
私も「リアルな口コミ」は有難いです。
飲食店なら「美味しい」とか「お店の雰囲気がいい」とかで、口コミは起こりやすいですが、
私のような士業はどうしたら口コミが起こるのでしょうね。
私のところにご紹介や口コミで来る方は
「知識が豊富」
「法律に詳しい」
などの理由で来られません。
飲食店で言う「味」と士業の「知識が豊富」というのは、それぞれの店(事務所)で本来備わっているべき価値ですよね。
飲食店だったら「美味しくない店」というのは存在しますが
士業は「知識のない士業の事務所」とか「素人でも知ってることをしらない事務所」というのは存在しえません。
味は、好き嫌いもあるし、美味いまずいも素人は素人なりに判断できます。
でも、士業の持ってる知識は、素人ではなかなか判断しにくいでしょう。
あの先生はいろんな法律のことを知っているけど、あの先生は何にも分かっとらん、みたいな。
プロ同士だったら当然分かりますけど。
仮に、ブログなどで、とても詳しくぶわーと難しい法律のことを書いていて
「同業者が知らない法律に詳しいです」アピールしてみても、素人にはちんぷんかんぷんで
私のようなプロが読むと「へーそうなんだ。いま関わってる案件の参考になる」というプロ向けブログもある。
士業って「すごいこと書かなきゃ」って意気込みが凄すぎて、なかなかブログが続かない人が多くいますね。
私は、知識がなくすごいこと書きようがないので、自分の考えや思ってることを書いて、続けることを第一にしています。
でも、それが案外良かったりします。
誰も敵にしないような当たり障りのない文章も書くこともいいのかもしれません。
でも、当たり障りのない文章書いてる人はいくらでもいます。
あえて、私が書かなくてもいい。
少しとんがった文章を書いてみたり
自分の身内の不幸をネタに商品を開発したり
自分の売り方とか、お金の稼ぎ方を考えてみたり
リアルに私に会えなくても、私という人となりを感じてもらえるような文章を書いています。
自己開示を心がけています。
また、人に好かれようとする文章を書こうとすると、ある種の嫌らしさが出て良くないと思うし
好かれようとすると嫌われます。
だから、好かれるような文章は書きません。
頭の中に出てきた考えをそのまま、キーで打ち込んでいますので文章の推敲もしません。
士業はその資格を持ってるだけで、たとえ中身がクズみたいな人でも、世間からはすごい人だと思ってもらえます。
だから、「知識が豊富」とか言わなくてもいい。
口コミが発生するとしたら、資格とか知識以外のところでしょうね。
私は、脚色しないそのままの自分を出すのも、口コミを生む一つの方法なんじゃないかと考えています。
※私は麺日和の「CAG」です。
CAG=(チャーハンの味見係)