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【スキキライ】


ある方が言っていました。

「自由業は、時間の自由はないけど、仕事を選ぶ自由はある」

(自由業とは、専門的な知識や才能にもとづく職業への従事者で,雇用関係から独立した職業分野。開業医,弁護士,芸術家などを指す。この意味で専門的職業professionsに近い。コトバンクより)


司法書士も自由業です。

「時間の自由」って、週休2日とかってことだと思いますが、たしかに週休2日はなかなか難しい。
依頼者の都合に合わせて自分の休みを削ることも珍しくない。
反面、平日ポッカリ時間ができることもある。

時間の自由がないようである。


「仕事の自由」というか仕事の相手を選ぶ自由はある。

自分が付き合いたくないという相手に仕事をお願いしなくてもいいから。

「付き合いたくない相手」になんかお願いする必要ないじゃん、と思われるかもしれませんが、自分の仕事を考えた場合には、「付き合いたくない相手」でもお願いしないといけない場合もあります。

司法書士の仕事を「土地の名義変更」や「土地に担保をつける」と考えた場合には、嫌でも不動産業者や金融機関に仕事をお願いしないといけません。

「司法書士は間に合ってる」と言われても、何度も仕事をお願いするために何度も足を運ばないと仕事がもらえない。
仕事をもらえるかどうかわからないけど、とにかく足を運ばないといけない。

私はそんなのがキライなので、不動産業者にも金融機関にも仕事をお願いするために足を運びません。
お願いしなくても仕事が来るような仕組みを考えて動いています。


そもそも、司法書士の仕事は「土地の名義変更」や「土地に担保をつける」だけではないし、私が司法書士として仕事をしなくてもいいと思っています。

私がスキなことの多くは、司法書士ではできないこと。
ミッション作ったり、セミナーやったり、コンサルしたりということは司法書士ではできません。

同業者の多くは「司法書士としてお金がとれるかどうか」に拘泥してしまい、司法書士の枠から抜け出ることができない。

「枠」さえとっぱらうことができれば、発想も広がって自由に楽しく仕事ができると思うのですが。
ことのほか「枠」からはみ出ることは難しいらしいです。

お金はお金なので「司法書士」として受け取ろうが、「村瀬なおひと」として受け取ろうがお金には変わりがない。
私はそう考えています。

以前、ある司法書士会の会長が「司法書士は登記で飯を喰わにゃいかん」と言っていましたが、どんな形であれお金をいただいて飯が喰えれば問題ないと思う。

形なんてなんだっていい。
形にこだわって、やりたい事スキな事が出来なかったら本末店頭ですから。

もっと「スキキライ」を明確にして、楽しく仕事ができればいいと私は思っています。

「スキキライ」は大事。

【スキキライ】_b0181744_20313286.jpg

by 073995332 | 2014-08-12 20:31 | つぶやき