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【「お土産」を持っていく】


人に会いに行くとき、私は「お土産」に何を持っていくか考えます。
お土産と言ってもお菓子とかちょっとした小物ではありません。

相手の方が喜びそうなものは何かを考えて、それを持っていく。
それが、人なのか情報なのか物なのか仕事なのか、とにかく考えて持っていく。
それが「お土産」です。

会う人が飲食店の人なら、お客になりそうな人と一緒に行く。
保険代理店だったら、自分の保険の見積もりをしてもらう。
不動産業の方だったら土地の情報。

といった感じでやってます。
ひょっとして皆さんやっていることかもしれませんが、私に何か買わせたいと思っていたり関係を持ちたいと言う人で「お土産」を持ってきてくれる人っていないんですよね。

ひたすら「契約してくれ」「買ってくれ」では、誰も聞く耳持たないと思う。

例えば
車のセールスマンは、「車買ってください」以外で言うことは「定期点検の時期です。」「車検はどうしますか」だけ。

定期点検だの車検だの言われても、こちらはちっとも嬉しくない。
むしろ面倒くさいなくらいにしか思わない。

車のセールスマンも、別のセールスから同じような売り込みされたらうっとおしいと思うはずなのに、同じことをしている。

でも、セールスマンが

「自分の知り合いで相続で困っている人がいるのですが、村瀬さんを紹介してもいいですか?」

って言ってくれれば、車は買えないまでも車検くらいはお願いしようかなという気持ちになります。
そして車の買い替えが必要な時には頼もうと思う。

人間なんてそんなもの。

「自分は車のセールスマンだから」と頭をカタくしていてはだめで、セールスマンという立場から離れて「どうやったら相手の役に立つことができるか」を考える。

そして
「相手から何かを得ようと思ったら、先に相手の欲しいものを与えること」が大切。


別に人を紹介しなくてもいい。
相手の仕事を紹介してあげるのだって全然構わない。

「あそこのお店知り合いなんだけど、美味しいから今度行ってみてよ(もしくは今度行こうよ)」
と口コミするもよし。

ソーシャルメディアで紹介して拡散させるのもよし。
最近ツイッターが少しわかったので、知り合いの商品やイベントを積極的に紹介するようになりました。


お金使わなくても頭さえ使えば相手の役に立つことができます。
頭すら使えない人は無駄なお金を使うだけです。


「どうやったら相手の役に立つことができるか」を常に考えよう。


※しるこサンドは他県の人に喜ばれます。

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by 073995332 | 2014-06-04 18:40 | つぶやき