【 いつも会ってるような「錯覚」 】
「メルマガコンサルタント」のTさんに教えてもらった話
彼は合コンに行った際、目当ての女性がいると、彼女のfacebookなどのソーシャルメディアを検索して、彼女の好みを探る。
そして、彼女が旅行好きなら「なんか旅行が好きそうな顔してるよね」と、旅行好きな彼女に合わせて会話をする、らしい(笑)
「旅行が好きそうな顔」ってなんだ?
とツッコミ入れたいところですが、ソーシャルメディアの使い方としては間違っていませんね。
私も、仕事でもプライベートでもお近づきになりたい人がいて、その人がソーシャルメディアをやっていれば、事前にその人の「人となり」を調べてから会うようにしています。
「好きなこと」、「学歴」、「仕事」等々、ソーシャルメディアをやっている方は、自分についての情報開示をしているから、事前にそれを知っていれば会話はスムーズに進む。
「どこに住んでいるのですか」
「どんな仕事をしているのですか」
というやりとりを省略して、コミュニケーションを深めることができます。
また、自分から情報発信すれば、相手に自分の考えていること、行動を知ってもらえるし、好感や共感を持ってもらいやすい。
何度も同じ人からの情報がくれば、何となくその人の事を知るようになりますよね。
営業の仕事をしている方が、こまめに営業先に足を運ぶのは、自分の印象を高め、自分のことを知ってもらいたいから。
心理学的には、接する回数が増えるほど好意度や印象が高まる効果を「単純接触効果」といいます。
単純接触効果は、次のような法則があります。
1.人は知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする
2.人は会えば会うほど好意をもつようになる
3.人は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意をもつようになる
これを「ザイアンスの法則」と言います。
会えば会うほど好意を持つようになるのは分かる。
でも、時間には限りがあってなかなかリアルに会うのが難しい。
そんなときにソーシャルメディアで情報発信すれば、実際に会っていないのに、さも会っているような「錯覚」に陥ります。
これは私も実証済みで
「村瀬さんとは、なんかいつも会ってる気がします。」
実際には1回しかお会いしてない方と再会した際によく言われる。
実際には会っていないのに会ってるような錯覚に陥る。
ソーシャルメディアは、コミュニケーションを深めるにはもってこいのツールだと思う。
いたずらに「商品を買ってください」と売り込みをするより先に、自分の人となりを知ってもらい関係を深めることが大切。
物があふれていて、物の「個性」がなくなりつつある今
「何を買うか」より「誰から買うか」
「誰」になるために、私はソーシャルメディアをしています。
ところで
気になった人のfacebookが、たわいもないことばかり綴られていたらどうしたらいいのでしょう?
「メルマガコンサルタント」の丹さん教えてください(笑)