【いちげんさんお断り】
「先生を紹介してもらう前に、ある司法書士事務所に電話したら『誰かの紹介がないと仕事受けられない』って断られたんですよ」
今、お手伝いさせていただいている会社の社長さんからうかがったお話。
お話を聴いた際、「へっ!?」とか「あぇ!?」みたいな訳の分からない音を私は発したと思います。
大都市の相当売り上げのある事務所だったら「一見さんお断り」ってあるかもしれないけど、某一宮市でそんな事務所があるって初めて知りました。
自分の専門外の仕事で引き受けたくなかったのか、でも「司法書士業務ど真ん中」の仕事だし謎です。
もしかしたら、「報酬の大小」で、仕事を断ったのかもしれない。
「報酬の大小」で最近学んだことがあります。
ある会社経営者の方に、金額的に非常に小さな商品をお願いした時のことです。
金額はきっと小さいだろう、でも、他社の商品とどれだけ値段が違うのか分からない
できれば資料を見せて説明してほしい、と私は思って、その経営者に連絡をしました。
ところが、
「うちのHPを見てくれれば分かる」
と言われただけ。
私は、金輪際その方から商品を購入することを止めようと思いました。
実は、私がその商品を欲しかったわけではなく、私の身内がその商品に関心を持っていたのです。
そんな扱いをされてまで、その会社から購入することはないかなって。
以前、その会社の扱う他の商品について、丁寧に説明をしていただいていただけに、今回の対応の落差に失望しました。
「報酬の大小」で態度が変わる人なんだと。
また、失望すると同時に反面教師にしようと決めました。
信頼を築くのは大変だけど、信頼を失うのは一瞬。
本当によい勉強をさせてもらいました。
経営者として何年も経験を積めば、多くの仕事に恵まれ、多くのお金を手に入れるのかもしれません。
でも、その一方で、謙虚さとか感謝の気持ちを忘れがちになるのかもしれない。
例え、報酬が少なくても「仕事がいただけて有難いです」と常に感謝の気持ちを持つことが大切ですね。
「あー忙しい!何で年末に仕事が集中するんだよ!」
と文句が言えるのは、とても有難いこと。
忙しくさせてもらってありがとうございます。
感謝