反省文
申請しました。
所有権の移転がからむわけでなし、融資がからむわけでないから、気楽と言えば気楽。
当事者からも、ダメだったら再度協力してもらう約束は取り付けてあります。
でも・・・・
「補正」の電話が法務局からかかってくると気分悪いし落ち込みます。
岩倉市からは遠く離れた超アウェーの法務局で、二度と登記申請することはないけれど「補正」はイヤダ。
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債務整理案件、特に自己破産を多く取り扱っていて、依頼者に「反省文」の作成をお願いすることがあります。
まあ、自己破産を認めるか否かは裁判官の判断ですが、書類作成者の私から見て、借入に問題があるなあと思われる人は、大概、裁判官からお小言をいただきます。
そんなお小言を少しでも回避するために、反省文を付けます。
反省文があると必ずお小言がないとは言えませんが、あったほうが絶対いい。
これまで多くの反省文を読んできたので、その人が反省しているかどうかは文章で大体分かります。
最近、出していただいた反省文は、反省は表れていますが「私の心」に響きません。
「私の心」なぞたいしたものじゃないけど、文章を読んで「なるほどなあ」と思えない。
どうしても「裁判官目線」、少々意地悪な目で見てますから、依頼者の借入が必要不可欠なものとは思えないからです。
作り直してもらったほうが良さそうです。
ただ、1から作るのも大変なので、ポイントだけは指摘するようにします。
何について反省するかすら分かってない人もいるので、ポイントの指摘は重要です。