外国人向けビザ講義
他人の講義を聴いたり、事前に資料を確認しておいたので上手く話すことができました。
良い意味で質問を上手くかわしたり、難しい語句をわかりやすく置き換えて丁寧に答えたり。
司法書士に成り立てのころ、さんざん講師をさせられたことが今に活きていますね。
よかったよかった。
受講者の方が、随所で質問をされて講義がぶつ切りになる場面もありましたが、まあご愛嬌。
ノリが良くて日本人よりも講義がし易い印象でした。
きっと、私の話を聞くより質問したいだろうと思い、2時間の講義のうち30分を質疑応答に充てたのもよかったかも。
また機会があれば講師をしたいですね。
ありがとうございました。
**************************************
質疑応答のなかで、意外にも帰化申請を希望する外国人が多くいました。
私のイメージでは、在日韓国朝鮮人の方が帰化を希望するのはわかるのですが、南米出身の方々が帰化を希望されるのは意外。
よくよく話を聞いてみると、「就職に有利なんじゃないか」という理由でした。
私が別に帰化しなくても永住権があればいいじゃんと言いましたら、その理由を求められました。
私の回答は
・原発事故等の災害にあったら外国人なら自国に帰れるが、日本人はそうもいかない。
・今後の日本は超高齢者社会になり、年金支払いの負担が増える。
・年金の受給年齢が70歳まで引き上げられる可能性が大。
・現状、日本人でも職探しが難しい
ほんの数秒考えた回答にしてはよかったんじゃないかな。
受講者からも、外国人だから逆に就職に有利な場合もある、と発言がありました。
何事も情報収集して、メリットデメリットを見極めて手続きしなさいよってことですね。
他の質問として
・特別永住者って誰のこと
・生活保護って何
てのがありました。
生活保護のことなんて講義テキストのどこにも書いてない!
・・・まあ答えましたけど。
「あんたに仕事頼むといくらかかるの?」
直球の質問もありました。