ADRは大変

昨夜は、愛知県司法書士会館にて「ADR手続実施者研修」の2回目でした。

ADR Alternative Dispute Resolution(裁判外紛争解決手続)
訴訟手続によらない紛争解決方法を広く指す。


平成19年4月1日施行の「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」によりADRが促進され、愛知県司法書士会でも着々と準備が整えられています。

ADRの形は様々ありますが、司法書士の目指すのは
手続実施者を介して対話を行う同席調停。

で、その「手続実施者」を育成するのが今回の研修です。

「簡易裁判所代理権」を取得するための研修もそうでしたが、聞くとやるのでは大違い。

研修参加者が「申立人」「相手方」「手続実施者」の役割を行うロールプレイで、私は早々と打ちのめされました。

ロープレのお題は「犬を鳴かすな事件」
私の役割は「手続実施者」

飼い犬を巡る相隣関係です。

通常の調停なら双方の意見を聞き、着地点を探り自分なりの提案を行うのですが、ADRは勝手が違います。

「自分なりの提案」を控え、双方に自由に意見交換、解決策を提案させるようにリードする。
それがADR・・・・なんじゃないかな?

「申立人」「相手方」役が優しかったので、様々な提案をしてくれるのですが、その提案に対してどうしても意見したくなる自分がいました。

口を開きかけては、いかんいかんと自分を制する。

手続実施者何もできねえじゃん!

自分があまりにも不甲斐なかったので、帰りにヤケ酒をくらいました。1杯だけ。

もちょっと精進します。

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「犬を鳴かすな事件」で

申立人は、室内で犬を飼え、と相手方に提案すると

相手方は、子どもが動物アレルギーで室内で飼えない、と言いました。

・・・・動物アレルギー・・・・

その言葉を聞いたときに自分の中で「ブチッ」という音がしました。
「手続実施者」のテンションが下がった瞬間です。

「動物アレルギーなら犬飼うなよ。」

ロープレながら「手続実施者」の職務を放棄してしまいました。
反省

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先ほど、私の一番最初の依頼者から新たなご依頼がありました。

あれからもう10年近くも経つのですね。

どうりで自分がおっさんになるはずです。

そういえば最近10年前にデートした人と久しぶりにお話しました。
今となっては良い思い出です。
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by 073995332 | 2011-08-26 18:30 | 裁判