わたしはコンシェルジュ
インターコンチネンタルホテルコンシェルジュ(現グランドハイアット東京チーフコンシェルジュ)の阿部佳さんの著書
読了しました
おそらくコンシェルジュという職業について、日本で初めて出版された本ではないでしょうか。
ホテルのロビーの片隅にある小さなカウンタで、宿泊客が次々に繰り出すありとあらゆる質問・要求に応える仕事。
「金魚をタイまで持ち帰りたい」
「英語の話せる刺青師を紹介して欲しい」
難問奇問を解決していく。
「1日に10回聞かれるような同じ質問にも、絶対にうんざりした顔をせず、笑顔で応対する」
「コンシェルジュは演じきるもの」
という言葉が印象に残りました。
司法書士業も、法律に不慣れな方にわかりやすいようにお答えする職業
1回でご理解いただけなければ、理解いただけるまで説明します。
また、司法書士を「演じて」います。
実際のわたしは、小心ですしネガティブですが、司法書士という「役」を与えられていますから
「おおらか」で「ポジティブ」に演じています。
たまには役柄から離れて「素」の自分と向き合って、悩んだり、励ましたり、自問自答を繰り返しています。