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ADR

母が「あんた、ADRって知ってる?」

現役の司法書士に対してなんと失礼な質問でしょう050.gif

先週、こども司法書士がADRについて語っていたみたいです。

ADRとは
Alternative* Dispute Resolution の略称で、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」では「裁判外紛争解決手続」と規定されています(*「Alternative」ではなく「Appropriate」の略とする考え方もあります。)


まあ、「調停」と考えてもらってもいいかもしれません。

裁判所で行う調停とどこが違うのかと言いますと。

裁判所は、裁判所主導で行うのに対し

ADRは仲介人(法律専門家等)を交えて、当事者で考えを出し合い解決策をさぐります。

裁判所の調停は、調停委員or裁判官が強引に調停をまとめてしまうこともありますが
ADRは当事者の主体性を重視しますので、強引に調停がまとまることはありません。

ただ、主体性重視ですから、当事者の一方でも話し合う気がなければ、ADRはできません。
裁判所の調停でしたら、「調停調書」という判決文類似の書面が作成されますが、ADRで作成される書面には判決文に付されるような効力はありません。

また、仲介人がうまくコントロールしなければ、ただの「言い合いの場」になりかねません。

2年くらい前に「仲介人」になるためのトレーニングを受けましたが、当事者を公平に扱うことが重要と教わりました。

当然のこと、と思われるかもしれませんが

当事者の言い分をメモする分量とか、当事者の言うことに対してうなずく回数を同じにしなければならない。

なんて事まで気にしなければならないのですよ。

あと、印象に残ったのが、調停に望むまでの雰囲気つくりが大事ってことですかね。

これは、今でも非常に役立ってます。


※ここに記載したのはあくまで一例で、国民生活センター等、さまざまな団体で行われるADRと異なることがあります。
by 073995332 | 2010-03-23 17:44 | つぶやき