運用
「先例がこうなってるからこうしなさい」で法務局の主観の入る余地はありません。
また、先例も書籍等で明らかになっていることが多いです。
裁判実務はどうか
登記実務に比べたら、裁判官の主観に左右されることが多いような気がします。
訴状一つ取ってみても、同じ裁判所でも担当裁判官が異なれば、指摘される箇所も異なります。
「前はそんな指摘しなかったじゃんかよ」と裁判所書記官にグチてみたくもなります。
(いや、実際はグチてるな)
まあ、人間が裁判するわけですから、多少の「注文」というか「好き嫌い」が出るのも仕方がないかもしれません。
ただ、裁判所の「運用」というものに時として悩まされることがあります。
「運用」は登記の「先例」と異なり、オープンにされていません。
いくら法律論をかざしてもオープンにされない「運用」には対処のしようがない。
たまに、裁判所書記官から「運用としてこれこれになっていますが、どうお考えですか」と問われることがあります。
あほかいな
明らかにされない運用について、どう意見せいって?
「運用に従え」って言われたほうがまだスッキリするのに。
いちいち言い合いしたり、グチたりせずしない「老獪さ」が欲しいと思います。