成年後見
成年後見制度とは
認知症(にんちしょう),知的障害(ちてきしょうがい),精神障害(せいしんしょうがい)などの理由で判断能力(はんだんのうりょく)の不十分な方々は,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約(けいやく)を結んだり,遺産分割(いさんぶんかつ)の協議をしたりする必要があっても,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また,自分に不利益な契約(けいやく)であってもよく判断ができずに契約(けいやく)を結んでしまい,悪徳商法(あくとくしょうほう)の被害にあうおそれもあります。このような判断能力(はんだんのうりょく)の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度(せいねんこうけんせいど)です。
法務省のアピール不足からか、意外に知られていません。
今日もお客さんに説明しましたら、驚かれました。
成年後見は高齢者のためだけの制度ではありません。
知的障害、精神障害のこどもを持つ親にとっては、自分の死後、誰が子供の財産を管理していくのかは重要な問題です。
知的障害、精神障害をもつ方のための制度でもあります。
人様の財産管理を任せられるわけですから、後見人には重い義務が課せられます。
もう後見人になることはないだろうな~
今年の5月あたりは、そう思っていましたが、近いうちにまた後見人に就任することになりそうです。