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ある調停事件に関わっている関係で、1ヶ月に1回程度、依頼者に付き添って家庭裁判所に行っています。

ちなみに、調停離婚をお考えの方は、友人の木下貴子弁護士の下記サイトをご参照ください。
木下弁護士は学生時代に司法試験をパスして、24歳で弁護士事務所を開設された超優秀な方ですが、その優秀さをひけらかさない「能ある鷹は爪を隠す」タイプの人です。

【裁判所HPより詳しい離婚調停解説】
http://tajimi-law.com/rikon/chotei/


私は、単なる付き添いなので、調停の場に参加できるわけでもなく
(そもそも司法書士は家庭裁判所の代理権がありません)

依頼者にアドバイスをしながら、もっぱら調停を利用する人を観察しています。

大抵は、弁護士と依頼者という組み合わせで調停に参加しているので、待合室の2人の会話からどのような調停をしているのかが分かります。

「・・・一言謝ってくれたら、遺産なんかいらないのに」

あ、遺産の争いだな

とか

「・・・奥さんが相手の男とあっていたのはいつ?」

あ、離婚かな。しかも少しドロドロしてるかも。

とか

「・・・普段子どものことなんかほったらかしなのに・・」

あ、子どもの親権の関係かな

とか。

別に聞き耳を立てているわけではないですが、自然と会話が聞こえてきます。

「トイレでばったり相手方の関係者にあって脅された」とか

むしろ刑事事件じゃないのかという会話も聞こえます。

名古屋家庭裁判所のような建物であれば、当事者控え室のフロアを別にするなりして、鉢合わせしないように配慮してもらえますが、家裁の支部だとなかなか難しく鉢合わせすることもある。

調停ではないのですが、過去、私が簡易裁判所で代理人として関わった裁判では、当事者の男女がとっくみあいの喧嘩にならないように、裁判所の職員が待機してくれていたこともありました。


家庭裁判所はその他の裁判所と違って、争いが生々しいことが特徴です。

親族間、親子間等、血縁関係にある人が感情のもつれとか、法律で解決できないようなことを法律で解決しようとしている。

私の関わっている案件でも、法律でスパッと決着がつくのに、相手方が法律での解決では納得がいかなくて、ある意味、無駄な調停期日を重ねています。
調停では、当事者が同意すれば法律に縛られない柔軟な解決も可能ですが、調停で解決できなければ審判(裁判)に移行する。
審判になればスパッと法律で切られてしまうのに、相手方は審判になれば何とかなるとでも思っているのでしょうか。

法律で決着がついてしまうのだから、早いところケリをつけた方がいいのにな。
誰かアドバイスをしてあげればいいのに。

と、依頼者の付き添いをしながら相手方のことを考えてしまいます。


※多治見等東濃地域で離婚問題にお悩みの方は「多治見ききょう法律事務所」まで

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by 073995332 | 2014-09-29 18:47 | つぶやき

ある方に触発されて、私は週5日ブログを書いてます。

同業者の方のブログはみな素晴らしくて

「なるほど!」

とか

「ためになった」

という情報満載のブログです。

そういった方々のブログに比べて、私のブログはあまり役にたちません。

日々こんなことがあったとか、こんな想いで活動をしています、ということを中心に書いています。

なので、先日も「私のブログを読んだ」というお客さんに

「(私がブログで書いた)あのラーメン屋うまそうだよね!」

と言われました(笑)

もっとも単純に「あそこのラーメン屋は美味い」という記事ではなく

店主がどのような想いでラーメンを作っていて、その想いは自分の仕事の参考になる

といった記事なんですけどね。


いつも私に仕事のヒントをくれる方が言ってましたが

「専門家の書くブログって、専門家の検索にかかるようなブログだよね」

これは、専門家の人がネットを使って調べものをする際に、参考になるような情報が書かれているのが専門家のブログという意味です。
すなわち、一般の方には分からないブログだと言うことです。

私もちょちょっと調べるときに同業者のブログを見ますが、面白さのかけらもないブログが多い。

ブログのターゲットは誰なんだ?何を伝えたいんだ?というブログです。


で、私は自分のブログ以外にも司法書士会の支部役員の仕事として数か月に一回程度ブログを書いています。

【愛知県司法書士会一宮支部】
http://ichishibu.com/

どうして支部でブログをやることになったのか、はっきりした理由は覚えていません。

でも、自分で「司法書士会の広報活動」なんだと解釈しました。

広報って難しくて、やたらデザインだけ立派なものとか、専門用語の羅列をした

ターゲットのわからない、何を伝えたいかわからないものが多くあります。

士業の広報活動ってまさにそんな感じです。

例えば「全国表示登記無料相談会」というコピーを聞いて、どれだけの人がターゲット、相談すべき内容を理解するでしょうか?

そんなわけのわからない士業の広報活動の中で

一宮支部のブログは、支部役員が自分たちの仕事のこと、日常生活のことを書きづつった労作だと思います。

「司法書士ってよくわからない職業だけど、考えてることは自分たちとそんなに変わらない」

一般の人にそう思ってもらえるような文章が多いです。

でも、たまに誰に何を伝えたいのかがさっぱりわからない文章もある。
そんな文章に出会うと非常にもったいない感じがします。

せっかく市民の方に自分たちの存在をアピールするチャンスなのにって。

確かにブログを書いたところで、ぜひ村瀬さんに仕事をお願いしたい、となるわけではありません。
ブログに何を書くかで頭を悩ませるのは時間の無駄って考える人が出てもおかしくない。

でも、ブログを時間の無駄って考えてる人にわかっておいてもらいたいのは。

ブログを書くことで即自分の仕事にならないかもしれないけど
広い視野にたち長い目で見れば、ブログを書くことで司法書士という職業を市民に知ってもらうチャンスになる。
司法書士という職業が認知されれば、自分たちの仕事につながるんだよって。

「時間があったら(ブログとか)やるんですけどね」って人もいますけど

ブログを「自分の仕事の広報」と考えたら、時間があったら、なんて言わないと思う。


私も「(ブログをやってる)ヒマな人」って思われているフシがありますけどね。

もっとも、ブログも書けない人は、普段何も考えずに生活していて、仕事に対する想いもない人なのかもしれません

考えてることがあるなら伝えないと損。
私はそう考えています。


※この方のブログ、いつも読んでいます。

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by 073995332 | 2014-09-28 22:25 | つぶやき
数年前の話ですが、人気放送作家「鈴木おさむ」さんが

人気アニメ『ワンピース』の映画『ONE PIECE FILM Z』の脚本を手掛けることになったいきさつについて著書の中で語っていました。

鈴木おさむさんは、大のワンピース好きで

自分が心から好きだと思って発信していたことが「ワンピース」の映画の脚本につながったそうです。


「それは人気のある鈴木おさむだから」って考えてしまうとそれまで

「なるほど試してみよう」と思えるかどうかが大切です。


自分のやりたいことを叶えようと思ったら「口に出してみる」

自分はこんなことやりたいんだよね、って人に会うごとに言ってみる。

そうすると案外簡単にやりたいことが出来てしまう。


私で言うと「結言のセミナーやりたいんだよね」って、口に出し、ブログで書き、ソーシャルメディアで発信していたら、「セミナーやらない?」ってお声掛けいただけるようになりました。

現在進行しているのは、某有名デパート、某証券会社等でのセミナー。

結言という言葉が良かったのか、商標登録したのが良かったか、ソーシャルメディアが良かったのかはわかりません。

でも、「やりたいことを口に出した」から叶ったことは間違いないです。


数年前までの私は、「やりたいことを口に出したり、誰かにお願いするのは恥ずかしいこと」と考えていました。
今にして思うと不思議なんですが、当時は変なプライドがあったり人に対して素直に接することができなかったのかもしれません。

今では平気で

「こんなことやりたいのでお願いします」

とか

「お客さんをご紹介いただかないと(司法書士は)続かない仕事なんですよね」

って、言えるようになりました(笑)


確かに「やりたいことを口に出す」のは願いを叶える効果的な方法なのですが、それは少し恥ずかしいという方には

「叶えたいリストを作って毎日眺める」ことをお勧めします。

これは、著名な経営コンサルタント「神田昌典」さんも勧めている方法です。
でも、簡単すぎて意外にやる人が少ない方法なんですけどね。


私も「やりたいことを口に出しつつ」、「叶えたいことリスト」を作っていますが、ある出来事をきっかけにリスト作りを休んでいます。

その出来事とは、私がリストに書きつつ「これはさすがに叶わないだろう」と思っていたことが、すんなり叶ってしまったこと。
リストの力が少し怖くなってしまったのです。

でも、叶えたいことが増えてきたのでそろそろリスト作りを再開しようかな。


もし、叶えたいことがあったら「やりたいことを口に出しつつ」「叶えたいことリスト」を作ってみてください。

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by 073995332 | 2014-09-27 20:50 | つぶやき

「・・・ということでこの土地は3人の方の共有名義で名義変更ができました」

「で、先生、私の3分の1の持ち分はこの土地のどこですか?端っこは嫌です」

「・・・・・」



共有とは、所有権などある一定の権利が複数の主体によって支配・利用されている状態のこと。


あんまりよく分かんない説明ですが、法律用語の説明はこんなものです。
私も共有とはどういうことで、持ち分ってどういうことかって聞かれると少し困ります。

たまに、土地を共有にすると、自然と土地に線が引かれて持ち分に応じて自分のものになると誤解される人がいます。
だから、真ん中がいいとか端っこは嫌、という話になったりする。

「あー、3分の1とか言いますけど、別に土地に線が引かれてここはあなたのもの、って決まるわけじゃないんですよ」

って説明しています。


あと、共有は遺言書にも絡んできて

遺言書で財産の指定をきちんとしておかないと、大変なことになります。

例えば

A社の株式が900株あったとして、遺言書で

「A社の株式900株を甲乙丙3分の1ずつ相続させる」と書いても

甲さん300株
乙さん300株
丙さん300株

って相続させることはできません。

900株を3分の1ずつ相続させるんだから、300株ずつに当然なるって考えがちですがそうはなりません。

もし300株ずつ相続させたいなら

「A社株式900株を、甲に300株、乙に300株、丙に300株相続させる」と書く必要があります。

「A社の株式900株を甲乙丙3分の1ずつ相続させる」だと、A社株式1株に甲乙丙が3分の1ずつ権利を有することになってしまいます。
で、900株全部に甲乙丙の3分の1ずつの権利がのっかってる。

こんな遺言はあっても困ります。


上の株式の件もそうですが、遺言書をつくる場合には、曖昧な言葉は避けること

相続させるなら「相続させる」と書いて、間違っても「承継させる」なんて曖昧な言葉は書かないこと。
承継って言葉は相続とも贈与ともとれる言葉ですからね。

今後は、ビジネスに特化した遺言の提案もしていく予定です。


※サンリオの株券はさすが
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by 073995332 | 2014-09-25 17:49 | つぶやき

以前、下記記事で
検察庁の回答書というものついて少し書きました。

【家庭裁判所とのかかわり方】
http://na0ism.exblog.jp/23192837/

いろいろな事情があって、ようやく私の手元に回答書が届きました。
まあ、検察庁ときたら、犯罪、刑務所ときますので、予想通り、相続当事者のうちお一方が「塀の中の人」でした。

で、私は回答書なるものをはじめて見たのですが、非常にそっけないものです。

「〇〇さんはどこどこ刑務所にいます」と書いてあるわけではなく

どんな前科があり
どこの裁判所で刑事裁判をし
どんな罪に問われたのか

が、書いてあるだけでした。

一番知りたいのは「どこの刑務所」にいるか、なのに、そこは何も書かれていない。

めぼしい刑務所に電話で「〇〇さんいますか」って問い合わせても、当然答えてもらえません。
今回は数十年も音信不通だった方なので、身内で所在がわかる人もいないし、刑事裁判を担当した弁護士も分かりません。

んで、刑務所をはじめとする刑事収容ってどれくらいあるのだろうと調べました。

http://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei_kyouse03.html

全国で188ヶ所もあるそうです(2010年4月現在)。

自分で調べたり、人に聞いたりして、刑務所内にいる方とのコンタクトの仕方が何となく分かりましたが
やはり「しらみつぶし」的な方法しかないようです。

〇〇家庭裁判所あんまりだ・・・

と愚痴ってみても始まりませんので、初体験のことを楽しみながらやるしかないですね。


ちなみに、私は拘置所に行ったことはあるのですが、刑務所には行ったことがありません。

拘置所の面会者控室には差し入れ用の売店があって、面会室はガラス板で仕切られていて

ドラマで見たまんまでした。

刑務所はどんな感じなんでしょうか?

相続手続きに必要な書類を郵送して済ますということができませんので、一度はご本人と面会させていただく必要がありそうです。

相続当事者間での話し合いができなくて、裁判所での調停が必要になったら、さらに手間も時間かかってしまいますね。
今後どのように話が進んでいくのか少し心配です。


※堀江貴文さんの「刑務所シリーズ」を読むと、少し刑務所のことが分かります。
意外にレクリエーションが多いとか

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by 073995332 | 2014-09-24 16:56 | つぶやき

いつも読んでいる東川仁さんのブログ

今回は「決断の遅い人&早い人10の特徴」でした。

http://www.npc.bz/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91/2547.html

事業で成功している人、上手くいっている人をみると皆決断が早い。
即決即断です。

成功したいなら成功している人のマネをするのが一番の近道なので、私も即決即断をモットーとしています。

今日も「セミナー講師やらない?」というお誘いがありましたので、「やります」と即決しました。

私も即決即断できる人が好き。
「こんなんどうですか?」と私が提案して、引き受けるにしろ断るにしろ即決できる人が好きです。

以前こんなことがありました。
同級生にクラス会のお誘いをしたところ、断りの連絡があったのが5日後でした。

色々な事情があったのかもしれませんが、たかだかクラス会出欠に5日もかける人はどうかと思います。
仕事での付き合いはできません。

で、最近、ある方に「士業をターゲットにこんなセミナーしたらどうかな?」と提案したら、即決していただき2~3日で企画書を作ってこられました。

早っ!

その方は、セミナーの日程と会場も即座に確保。

気持ちいいくらい決めてくれました。


その方、林紘子さんとおっしゃる方なんですけどね。

https://www.facebook.com/hirokohayashi.f12


私の提案がいつも相手に響くものとは限りません。
でも、提案に興味を示してくれたり、即座に提案を受け入れてくれる人には、もっと良い提案をしようと思ったり、その人のために役立とうと思うのが人情ですよね。

林さんのセミナーについては、後日詳細をお知らせしますが、私はスタッフとして「前説」をさせてもらいます。
こうご期待!

前説(まえせつ)とは
劇場での公演、またはテレビ番組の公開放送などにおいて、本番前に観客に行う説明のこと。
観客に対する諸注意(見学マナー、携帯電話の使用など)、拍手や笑い声のタイミングの説明をしたり、会場の雰囲気を良くする為に漫才やコントなどを行うこともある。また、若手芸人にとっては芸のアピール、実力のテストができ、腕試しの出来る登竜門的な場でもある。


コントはしませんけどね。

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by 073995332 | 2014-09-23 19:15 | つぶやき

2014年上半期キラキラネームランキング1位は「苺愛」…なんて読む?
http://resemom.jp/article/2014/09/18/20494.html

という記事をみて、この子どもたちが物心ついたときどう思うだろうかとふと心配になりました。
「黄熊(ぷう)」って、名前はどうなんだろう?

ちなみに、キラキラネームとは
パッと見で読めないような当て字や、外国人によくある名前を無理やり日本の漢字に当てはめた、一般的に「奇抜な名前」とされる名前です。


もし、物心ついたときに「黄熊(ぷう)なんて名前は嫌だ!」と思ったら、家庭裁判所の許可を得て「名」を変更することができます。

名の変更は、戸籍法107条の2で「正当な事由」が必要とされています。
「正当な事由」としてみとめられたものとしては、珍奇・難解・難読のほか、営業上の目的から襲名する必要がある場合があります。
また、永年使用し(長いほど良いですが、成年の場合は通常5年以上、子供の場合はもう少し短くてもよいと言われています)通称として通用している場合で、戸籍上の呼称を使用するとかえって社会生活上著しい支障が生じる場合には、名の変更が認められる余地があります。

仕事で名の変更許可手続きの相談を受けたことはまだありませんが
昔、ご依頼をいただいた方で、戸籍上の名と異なる通称名を使う方がいました。

通称名を使う理由は忘れましたが、なんでも名の変更許可手続きのための「実績作り」と仰っていました。
「正当な事由」で永年使用というのがありますからね。

また、ストーカー被害にあっているから名の変更を考えているという、夜の仕事に就いている女性もいました。
名の変更が認められなければ身の危険があるからって。

キラキラネームはともかく、できれば親からもらった名は大切にしたいですよね。


かくいう私も戸籍上の名は「尚仁」で、名刺には平仮名で「なおひと」と書いてあります。
仁がつくから皇族っぽくて好きなのですが、かたい印象ですよね。
平仮名はやはりやわらかい印象です。

2年前くらいに、たまたま風水の方に名前を見ていただいて、平仮名にすることを勧められたので以来平仮名を使っています。
良いと思うことは何でも試していますが、平仮名のほうがやはりウケが良いです。
心なしか運気も上がっています。

キラキラネームではないですが、元横綱の「花田虎上(はなだまさる)」も改名してますよね。
「勝」から「虎上」へ。とてもまさるとは読めません。
彼もやはり風水の方に勧められて改名したらしいです。

私は、当て字のような漢字の改名を勧められなくてよかった。

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by 073995332 | 2014-09-21 21:56 | つぶやき

先日、午後9時過ぎに私の携帯がなりました。
私は、午後8時を過ぎたらよほどの事がないかぎり電話に出ません。
過去、何度かその時間にかかってくる電話に翻弄されたことがあったので、電話に出なくなりました。

今回は、司法書士会の研修後の電車の中だったのですが、電話の主は、私が後見人になっている方が入所している施設からでした。
電車降りて自宅に帰るまでにある店でビールを飲もうと目論んでいましたが、電話の着信を見て悪い企みもすっ飛んだ。

以前、成年後見業務を多く扱っている同業者から、施設の電話にたたき起こされ、夜中に施設まで飛んでいったとか

被後見人の方が亡くなった旨の連絡を受けたとか、夜中の電話に良い知らせはない、

と、さんざん聞かされていました。

着信があってから、電話を折り返すまでの私の頭の中は・・・

・「○○さん、先ほど亡くなりました」と言われたらどうしよう。
・少し前に会ったときには元気だったのに。
・とはいえ、いつ何があってもおかしくない年齢だったか。
・葬儀の手配、ご家族への連絡をせねば
・未解決のあの問題まいったなあ
・資産の整理もすぐにやらねば
・施設に行くかもしれないから、酒飲まなくてよかった


いくつもの悪いことが頭の中を駆け巡って、落ち着きませんでした。


成年後見人の仕事は、成年被後見人の財産の管理が主ですが、後見人の側で「私の仕事は財産管理だけです」と割り切ってしまうことが難しいです。

「これ後見人の仕事じゃないよな」と思うような仕事でも、本人やご家族のリクエストがあればやらざるを得ない。
例えば、被後見人に代わって「喪主挨拶」をするとか。

被後見人のご家族が遠方にいる場合に、被後見人が亡くなられたら、遺体の引き取りや葬儀の手配をしなければいけないケースもある。
病院だったら早くベッドを空けて欲しいだろうし、いつまでも遺体を安置してもらえるわけでもないですしね。

本来なら、成年後見人には本人の遺体の引き取り義務はなく,成年後見人としては,相続人などの親族に連絡し,遺体の引き取り等についての連絡の調整を行うことになります。


で、電車を降りてドキドキしながら施設に電話をすると・・・

「○○さん(被後見人の方)のお使いの歯磨き粉がなくなりましたので、施設で用意してもいいですか?」

・・・・そんなことを午後9時過ぎに連絡するか・・・・

日中に電話するとか翌日に電話するとかは出来なかったのか
緊急性の低い連絡は時間を考えて欲しい
そんな時間に電話されても困る


と、穏やかに施設の方にお願いしました。


成年後見業務は仕事として受任しているのですが、たまに、「私が被後見人を引き取ってお世話をしている」と誤解している人もいます。

いきなり、事務所を訪ねてきて、「○○さん(被後見人)をおみえですか」とか

日曜日にいきなり電話してきて「契約書に○○さん(被後見人)の署名押印をお願いします」という不動産管理会社もいます。

そんな方には、やんわりと、「成年後見業務ってのはね・・・」とご説明するのですが、なかなか難しいです。

日曜日に電話された方は、「ご家族(私のこと)は、平日は仕事で忙しいだろうから」って意図らしいです。
そもそも私は家族ではないし、業務を引き受けている司法書士です、といくら説明しても会社の中で情報を共有してもらえませんでした。
厳しく対応したら改善してもらえましたけど。

「成年後見制度」という名前は認知されるようになりましたが、内容についてはまだまだ理解がされていませんね。


成年後見人としての職務をする限り、誤解とか無理解とか午後9時過ぎの電話とかに頭を悩ませる日々が続きます。

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by 073995332 | 2014-09-19 18:43 | つぶやき

結言書シリーズ第3弾です。

その3は「ペットの世話や葬儀などの希望がある方」です。


「私の飼っている愛犬に私の不動産を相続させたい」と言うのは、遺言書に書いても実現はできませんが

自分が亡くなった後に、大切なペットの世話が心配だという方は、家族や友人、ペット業者などにペットの世話をしてもらう代わりにお金をあげる(遺贈)という内容の遺言書を作ることもできます。

このことを法律的には「負担付き遺贈」といいます。

少子高齢化が進む現代では、ペットはペットであってペットでない、家族の一員としてとらえる方も多くいます。

私の事務所近くの獣医さんは、いつも患者(?)で一杯
名医という評判で、遠くは長野県からわざわざ診察に来られている方もいるそうです。

私も昔、犬を飼っていた時にお世話になったことがありますが、夜間にもかかわらず親身になって対応していただいたことを覚えています。

ただ、犬が亡くなった時には、あまりにも悲しくてそれ以来ペットは飼えなくなってしまいました。
「ペットロス」ってやつですかね?

今のところ、「ペットの世話について」遺言書に書いてほしいという方はお見えになっていませんが、今後は増えそうな気がします。

ペットが心配という方は、一度、遺言書もご検討ください。


また、葬儀のやり方やお骨の散骨についてもこだわりを持っている方もいます。

私も母も遺言にはしていませんが、自分の葬儀のやり方についてリクエストがあるようです。

①教会で葬儀をしたい
(うちの宗派は「東本願寺」だけどいいのか?)

②葬儀の時は、「アメージング・グレース」を流してほしい
(できるかなあ?)

③葬儀は身内だけで、近しい人には事後報告でいい
(そうですね。私もそうしたいです)


散骨についても、たしか何か言っていた気がします。

ただ、散骨についてはむやみやたらにやると法に触れることがありますので、お気を付けください。

先日、ある方から「樹木葬」をやっているお寺の話を聞きました。

樹木葬とは
墓地、埋葬等に関する法律による許可を得た墓地(霊園)に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法。


樹木を墓標にするって良いですよね!

私が樹木葬をするなら「桃」か「李(すもも)」を希望します。

なぜ、桃か李かと言うと

『桃李不言下自成蹊』という言葉が好きだからです。

「桃李は言わざれども自ずから蹊(こみち)を成す」

その意味は
「桃や李(すもも)は話すことはしないけれども、みんな桃や李の美しさに惹かれてやってくる。そして木の下には自然と道ができる」

そこから転じて、「徳のある人のところへは黙っていても人が集まってくる」という意味になりました。

やっぱり、人が集まるような木が良いですね。

ちなみに、俳優の「松坂桃李」さんの名前の意味は
私が好きな「桃李不言下自成蹊」と、中国の故事「桜梅桃李」の2つの由来があるそうです。

前者は「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという父の願いで、後者は「自分らしさを大切に」という母の願いから名づけられたとのこと。
素晴らしい!

ちなみに私の名前なんですが、「なおひと」は漢字で書くと「尚仁」で、その意味は

尚=「人を尊敬する」
仁=「人に優しくする」

と小学生の時に両親から教わりました。


どうか名前負けしてませんように。

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by 073995332 | 2014-09-18 14:57 | つぶやき


今、私と全く畑違いの方と、新しいプロジェクトを進めています。

で、その方が、プロジェクトの告知文を作ってて、私が添削して返信したところ
誉められてるのか怒られてるのか分からないお返事をいただきました(笑)
ありがとうございます!

以下、抜粋です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

添削ありがとうございます。

なんて魅力的な告知記事!!


いつものブログは
鼻歌交じりにアップしてますか…??
エネルギー量が違う!!

(中略)

村瀬さん、文才をもっと
活かしましょうよ!!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はい、ブログは鼻歌交じりです。

士業の方でブログを始めても続かない方って、多いと思いますが、「本気出し過ぎる」から続かないのだと思います。

「専門家として、誰も知らないこと書かなきゃ」

「スゴイと思われる文章書かなきゃ」

って。

誰もそんなこと期待してないし・・・・

ブログくらい気楽に書けば良いのにね。
本気を出すのは「本業」だけで充分。

私のブログは書くのに20~30分くらいで推敲もしません。
ブログを続けることが目的で、人に「スゴイ!」「さすが!」と言われることを目的としていないので楽です。

告知文書くのが司法書士の本業なのか、と言われそうですが、これは司法書士の本業ではありません。
私、村瀬なおひとの本業の1つではありますが。

司法書士では、「魅力的な告知記事」は書けません。
私だから書けるのです。


司法書士も行政書士も、私の「本業」の手段でしかない。

以前も書きましたが、私は「司法書士は○○という仕事で飯を食わにゃいかん」という考えがない。
「飯を食う方法は何だっていい」と考えています。

「司法書士で飯を食うにはどうしたらいいか」って考えてしまうと、なかなか良い考えが浮かびません。
「司法書士で」ってのが外れませんから。


「そういえばあんた司法書士やったな!?」という戦略

例えば、告知文の作成などで、見込み客とつながりをもっておいて、何か司法書士関連の業務が発生したら

「そういえば・・・」で司法書士業務につながる。

今回は告知文でしたが、「ブランド作りの提案」「売り上げアップの方法」等、見込み客へのアプローチ法は複数あります。


司法書士とかの肩書きって便利なようで、時として自分の視野思考を狭くしてしまう邪魔なものになることがある。

「司法書士だから」
「税理士だから」
「コーチだから」

ってのを外して、肩書きのない自分の出来ることは何かを考えて見ると、意外な「本業」が見つかることがあります。


※司法書士会は「桜庭ななみ」さん
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by 073995332 | 2014-09-17 16:56