【社長はまだ代えるな!】


「税理士に『亡くなってから(株式の)手続きすればいい』と言われました」
 
数は少ないのですが、会社の役員変更とかの手続きも私は扱っています。
 
で、会社を後継者に譲る場合に、後継者を代表取締役にするのもそうなんですが
きちんと会社の株式を後継者に譲らないと意味がありません。
 
株式が手元にないと、ただの「雇われ社長」「雇われ代表取締役」になってしまいます。

【二代目経営者は必ず読んで!】
http://na0ism.exblog.jp/26804978/
 
冒頭の税理士さんの言うことは分かりませんが 

亡くなってから株式を移すより、代表取締役変更のタイミングで
株式を移転させる計画を立てる必要があるんじゃないかな、と私は考えています。
 
一気に全株を移すと税金高いなら、毎年少しずつ移して、きちんと遺言書でカバーしておくとか。
 
亡くなってからだと株式が分散してしまうことだってあります。
遺産分割がまとまらなくて株式が分散してしまっては目も当てられない。
 
 
少し言いにくいことなので、いつもモゴモゴしてしまうのですが
私は、こんなことを経営者の方に行っています
 
「亡くなればいいのですが、亡くならないとホントに大変なんですよ」
 
も少し分かりやすく言うと
 
「亡くなったら相続手続きできるけど、認知症や事故で意識不明になったら打つ手限られる」
 
ということです。
 
会社の大半の株を持つ先代社長が認知症になって、後見人がついたら
その後見人が株主としての権利を行使することになります。
 
もし、その後見人に司法書士や弁護士が就任することになったら
まったくその会社の経営にタッチしていない司法書士等が経営の舵取り役になってしまうのです。
 
これって怖くないですか?

もし、私がその会社の従業員だったら不安になるし
どこかの会社の大株主の後見人になることも嫌です。
そんな責任の重いことしたくないから。
 
後見人の判断一つで経営危機に陥らせたり、従業員を路頭に迷わせることだってあり得ます。

  
上のブログの繰り返しになりますが 

遺言書を作っておく
認知症対策に自社株を「信託」する
意識不明になる場合に備えて「種類株」を整備する
 
そういった工夫をしておかないと、たちまち会社がピンチに陥ります
お気をつけくださいね

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by 073995332 | 2017-12-12 17:53