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【「ファミレス」を目指すな!】

 
「誰でもいいからお客さんを紹介して」
「何でもやります。どんな仕事でもやります」
 
誰でも
何でも
 
というワードは仕事をする上での禁句だと私は思っています。
 
誰でもいい。何でもいい、は「間口」を広げているようで
実は、ビジネスの機会を狭めている言葉。
 
誰でも
何でも
 
で、具体的に誰かを、具体的にこの仕事を連想できませんよね。
 
なので、私は
 
「60歳以上でスマホを持っている女性。そしてスマホの壁紙が小さな子どもにしている人を紹介して」
 
と具体的にお客さんにしたい人を言っているし
 
仕事も、「遺言・相続」と絞っています。
 
でも
 
「村瀬さんは『何でも屋」ですよね」 
 
と言われることがあるので、まだまだ絞り込みが足りないな、と反省しています。
 
司法書士という職業自体、正確に「こんな仕事」と理解している人は少ないから
私のほうで「こんな仕事」とイメージしてもらう工夫がまだまだ必要だと感じています。
 
 
「間口」の話ですが
 
何でも料理を提供する「ファミレス」に、うどんを食べたい人は行きません。
うどんを食べたい人は、うどん屋に行きます。
 
何でも料理があると「間口」を広げても
お客が来るわけじゃない。 

でも、「ファミレス」を目指す会社やお店って多くないですか?
私の仕事、士業でも「ファミレス」を目指す人が多いような気がします。
 
「うちの会社は何でも提案できる」
「うちの事務所はワンストップサービスが強みです。」
 
何でもできるとか、すべて1ヶ所に抱え込んでしまうと
結局は中途半端に終わってしまう可能性が高いです。
 
だから、一番良いのはあなたの会社、事務所を通じて優れたスペシャリストを紹介してあげること
あなたがスペシャリストを紹介する窓口になることじゃないかなと思います。
 
 
私は「遺言・相続」の専門家ですが
 
裁判ならこの弁護士
税金ならあの税理士
 
また

建物壊すときにはあそこの解体業者
いらないものは例の不要品回収業者
格好良くなりたい人にはオーダースーツの店
海外旅行なら・・・・
 
と60業種以上のスペシャリストを紹介する準備があります。
 
 
【本日のまとめ】
 
・「誰でも」「何でも」は禁句
・間口を広げることは帰ってビジネスの機会を狭める
・小規模事業者は「ファミレス」になるな
・スペシャリスト紹介窓口になろう

【「ファミレス」を目指すな!】_b0181744_18120901.jpg


by 073995332 | 2017-11-13 18:13