【「普通」になりたくて】

 
私は、念願かなって司法書士になることができました。
 
でも、実際に、司法書士がどんな仕事をするのか全く知らなかったので
先輩司法書士や二世司法書士(親が司法書士の人)の話を聞いて、仕事のイメージを膨らませていったのですが
 
すると、どうも司法書士は

銀行や不動産業者から仕事が来ないと事業がなりたたない
 
ということが分かった。
 
だって、どの司法書士も、どこどこ銀行、なになに不動産から仕事をもらった話しかしないし
司法書士会の会長も「司法書士は登記で飯を喰わないかん」と言っていたし。
 
司法書士はそういうもの
司法書士はそれが「普通」らしい。
 
で、その「普通」になりたくて自分なりに銀行に仕事をくださいとお願いしたり
作り笑顔で少し強面な不動産業者にも足を運びました。
 
でも、さっぱり仕事は来ません。
頑張って「お願い営業」しましたがダメ
 
自分は、先輩のような「普通」の司法書士になれない
銀行から仕事をもらえないから普通になれない。
 
自分は、「普通」の司法書士になれないんだ。
 
なりたくてなった司法書士ですが、数か月ほどで「普通」の司法書士の道を諦めました(笑)
 
 
で、16年間、「普通」とはほど遠い司法書士でやってきたのですが
「普通」の司法書士をよく知る方々からは、こんな質問をされます。
 
「大安や月末は忙しいですよね」

→普通です
(大安、月末は、不動産業者等から登記の仕事が増える)
 
「事務員さん何人いるんですか」

→私1人です
 
事務員さんのことは、本当によく聞かれます。
(登記の件数を多く集めている「普通」の司法書士は、事務員さんがたくさん必要です)
 
また、【普通じゃないと言われる点】は
 
・銀行、不動産業者に営業しない
・でも営業に熱心
・司法書士業を中心に考えていない
・商標登録してる
・「10倍高くても選ばれる」と言ってる
・SNSに熱心
・士業の仲間を作りたがらない
 
です。
 
「普通」の司法書士をよく知ってる人の中に混じっても、「うま味」はありません。
むしろ、買いたたかれて便利に使われるだけ。
 
「よく知っている人」と接した方が楽だと思われがちですが、その人の「想像の枠外」のことをすると受け入れらなくなる。
商標とるとか、アップセル、クロスセルなんてことは「普通」の人は考えないし。
 
よく知られていない人に知ってもらうのは多少大変ですが、大変な思いをした分の「うま味」はある。
売り方も自由自在。
アップセル、クロスセル。
自分の代わりに他人に営業してもらうこともできる。
それに、司法書士をよく知らない人のところには、「普通」の司法書士は営業に行かないですしね

「普通じゃない」私から見たら、どうして銀行や不動産業者にこだわるんだろうと不思議でなりません。
 
司法書士になりたてのときは「普通」になりたくて仕方がなかったけれど
「普通」でなくてもよいと決めたらずいぶん楽になりました。
「普通」じゃなくても、ちゃんと事業としてなりたっていますしね。
 

※「普通じゃない」けど、ちゃんと資格は持っています

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by 073995332 | 2017-06-11 16:27