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【デリバリー司法書士】

 
「村瀬なおひと司法書士事務所」はとても狭い
 
以前、司法書士事務所だからきっと広いんだろうと、4、5人でご相談者がお見えになりましたがギュウギュウでした。
机があって、本棚があって、ゼロックスの複合機を置いたらスペースはありません。
 
開業して10年以上たちますが、開業当初と広さは変わりません。
 
開業当初から、お客さんに来てもらうのではなく、こちらから出向く、というスタンスでしたので
狭くても何ら問題ありません。
 
今は、相続手続、遺言書作成、相続対策で、年配の依頼者が多いので
司法書士が出向くスタイルの方が喜ばれます。
 
「わざわざ来てもらうのも何ですから
こちらからお邪魔しますよ」って
 
開業当初は、相続遺言メインで考えていたわけじゃないけど
どんな業務であれ、出向いた方がお客さんも喜ぶだろう、と考えていました。
 
 
また、開業当初
 
「法務局のそばに事務所を構えた方が良い」
 
とアドバイスをくださる方が多くいました。
 
司法書士の仕事と言えば、法務局の手続きだから、法務局のそばに事務所を構えればお客さんを拾えるから。

実際に、法務局のそばには司法書士事務所たくさんありますね。
 
でも、法務局って何するところか知らない人はたくさんいるし
そもそも、法務局がどこにあるか知ってる人の方が珍しいから。
 
また、司法書士からしたら、法務局や市役所は、普段からよく足を運ぶところなので
そのそばに事務所を開くのが良いと思うんだろうけど
 
一般の人からしたら、法務局は言うまでもなく、市役所ですら年に1、2回行くか行かないかの場所。
私も司法書士でなかったら、市役所さえ行かないもん。
きっと銀行の窓口も行かないな。
 
司法書士やってると、しょっちゅう戸籍謄本をとってるから
感覚がマヒするけど、一般の方は結婚するときくらいしか戸籍謄本取らないんじゃないかな?

  
「自分がめんどくさがりで、専門家が来てくれた方が良い。
自分がそう思うのだから、きっとみんなそう思うだろう」
 
自分が出向くスタイルに決めたのは、めんどくさがりだったのが一番の理由だったかもしれません。
 
3月下旬になると、事務所前の桜並木がにぎやかになるので
事務所に人がますます来にくくなる。
なので、ますます私が出向くことが多くなります。
 
 
※たぶん、うちは、日本一景色のいい司法書士事務所だと思います。

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by 073995332 | 2017-03-13 21:37