【「同業者」と話して楽しい?】
タイトルの件ですが
私はちっとも楽しくありません。
同業者と話してもいても仕事につながらないし
同業者と話してもいても新しいアイディアが浮かばない
同業者と話していても仕事自慢をする人が多い
こんな感じなんで、私は同業者と好んで話すことはありません。
確かに「言語」が共通なんで話すのは楽。
・のうてん
・しきべつじょうほう
・めーへん
・けんりしょ
・りーがる
・ぷろぼの
・・・・などなど
のうてん→ 農地転用手続
しきべつじょうほう→ 登記識別情報
めーへん→ 所有権登記名義人表示変更登記
けんりしょ→ 登記済権利証
りーがる→ リーガルサポート
ぷろぼの→ プロボノ活動
話すのは楽だけど、新しいことを考えて、行動する人が極端に少ない。
「冒険する」人が少ない。
何か変わったことをすると、必ずちゃちゃ入れてくる人が多いので
冒険をしたがりません。
こんなことも書きました
↓ ↓ ↓ ↓
【「割引券」は多分まずい】
http://na0ism.exblog.jp/24904976/
それでも、私にも親しい同業者がいて、「新しい商品、新しい仕事考えよう」と声をかけたことがあるのですが
「そんなことしたらみんな同じモノができてしまう」と言われてしまいました。
いやーそんなことないんだけど。
みんな同じ仕事をしていて、いつも同じ人と付き合っていて、同じ「枠」のなかでしか考えられないから、
「同じモノ」ができてしまうと思い込んでる。
また、「言語」が共通で楽だし、考えていることが同じようなら心地良いし、そこから離れようとは思わないですよね。
同じ事を考えてるのが「つまらない」
とか
心地よさを「気持ち悪い」
と思ってる私は、同業者の中では変わり者らしいです(笑)
先日、ある社会保険労務士が、私に「就業規則」のプレゼンをしてくれました。
就業規則はどういうもので
それを作るとどうなるのか
等々
正直、就業規則がどういうものか詳しく分からないのですが、どの社会保険労務士も同じような話をしている気がしました。
意地悪かもしれませんが
「それ(就業規則)は、あなたにしか作れないものですか?」
といつも聞いてしまいます。
「どの」社会保険労務士も作れるものについて、
「どの」社会保険労務士もするような説明をしていて
「どうして」あなたから就業規則を買おうとお客さんに思わせられるのか
疑問に思えてなりません。
同業者とばかり関わっているから、「どの」社会保険労務士もするような説明になっちゃうのかもしれません。
だって、「どの」社会保険労務士と同じ説明しておけば「安心」ですから。
同業者の「安心」は、お客さんにとって果たして「安心」なんかな?
たまたま社会保険労務士の話を例えに出しましたが、私の仕事、司法書士でも
同業者の「安心」「心地よさ」が、お客さんにとってそうなのか。
お客さんのために、お客さんのことを考えて新しいことをして、同業者が「不安」を覚えたり
「居心地の悪さ」を感じたりすることが、お客さんに利益をもたらすのではないか
と思うことがあります。
少し抽象的で分かりにくいかもしれませんが、同じ人とばかりつるんで「安心」したり
「居心地良い」と思っていると、お客さんいなくなってしまうよ、と言いたいのです。
村瀬なおひと司法書士事務所は、障がいを持つ方が働く小牧ワイナリーを支援しています。
【小牧ワイナリー】
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