【「遺産争族」と「遺産相続」】
先日、ある会社の方とお話していて
この秋始まる「遺産争族」というドラマの話になりました。
遺産をめぐって一「族」が「争」う
生々しくて、橋田壽賀子が脚本で、泉ピン子主演と思いきや
脚本だれかわかんないけど、向井理さんが主演のようです。
「F1層」を意識してますよね(笑)
争うんだろうなということは分かりますが、どんなドラマになるのか今から楽しみです。
このブログでも、これからふれていきたいと思います。
http://www.tv-asahi.co.jp/isansouzoku/
でも、
「わしの金が欲しい奴!?」
って・・・
遺産相続ではなく「遺産争族」
弁護士は何となく興奮して、司法書士は「うわぁ」と何となく気が重くなる。
弁護士は争いごとが「ご飯の種」で、司法書士は争いごとでご飯は食べれません。
正確に言うと、弁護士は代理人として争いごとのまっただ中に突っ込んで
司法書士は、調停などの書類作成支援で後方支援をするイメージです。
後方支援は楽といえば楽なんですが、争いごとに対して前面で戦えない分もどかしさがあります。
とはいえ、司法書士のところにくる遺産争続は、みんな幸せ円満解決しているものが多いのでストレスは少ないですね。
「いつでも遺産分割協議書にハンコ押すよ」というのが有り難い。
嫌らしい話ですが、
弁護士は遺産争族を1年かかって解決して、100万円の報酬をもらえたとしても
月に直せば8万円ほどです。
それよりも、5万円の円満解決してる遺産相続を月2件いただけたほうが、司法書士としてはありがたいです。
きっと、弁護士と司法書士の相続のとらえ方も違っていて
弁護士は、相続は「もめるもの、争うもの」
司法書士は、相続は「もめる方が珍しいもの」
という感じ。
私も同業者から「相続でもめてる」と聞かされたら、「え~大変じゃん」と言っちゃいますね。
で、相続ではなく「争族」にならないようにするのが遺言書。
冒頭の会社の方とも、遺言、結言についての打ち合わせをしていて
「ドラマがきっかけになって遺言ブームになったらいいね」
という話になりました。
でも内心、
「遺言がブームにならんでも、村瀬事務所がブームにならんかな」
と思っていましたけどね。
その会社は、私の弱いところを補ってもらえるとこなんで、今後の展開が楽しみです。
お互いにメリットを享受しあえたらいいな。
村瀬なおひと司法書士事務所は、障がいを持つ方が働く小牧ワイナリーを支援しています。
【小牧ワイナリー】
http://www.aju-cil.com/work/winery.html