人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【で、社会保険労務士は儲かるの?】


今年に入って同じ会社の役員変更登記を3回行っています。

会社の役員変更登記は、だいたい数年に1度の仕事。
現行法では、株式会社の役員任期を10年することもできるので、10年に1度しか役員変更登記をしない会社も珍しくありません。

冒頭の会社は、ある上場会社の子会社で、親会社に合わせて役員の任期は1年です。
任期が1年ということは、私の仕事が毎年あるということで、非常にありがたい会社なんです。

役員変更登記を3回もした理由は、親会社が他の上場会社と合併して、役員の入れ替えが活発になったためです。
さすがに今年はもう役員変更ないだろうな。

ところで、一般的に司法書士が一般の会社と関わっていくのは、役員変更の機会が一番多いです。
残念なことに、会社の経営に関わったり、売り上げアップの提案をすることはまずありません。
経営者との距離が遠いんですよね。

だから、司法書士は不動産業とか金融業の会社とは、不動産登記の仕事の「ニオイ」がするから、付き合っていきたいと思うけれど
それ以外の会社とは、あまり積極的に関わっていきたいとは思っていません。

不動産業等以外の会社で司法書士が関わるのは役員変更登記だけと思っているから。


先日、和仁達也先生のセミナー後に、一宮市で開業されている後藤健太社会保険労務士とお話したのですが

http://sr-goto.com/

司法書士と違い、経営者との距離が近い社労士でも、それなりの悩みがあるようです。

あっ、後藤社労士に「ファンです」と告白(コク)られました!
ありがとうございます!

後藤社労士とは別の方に聞いたのですが、社労士って、既に社労士が入っている会社には営業をしてはいけないという「ルール」があるそうです。
こう言ったらなんですが、バカみたいなルールですね。

新人が不当な価格競争を仕掛けると、ベテランが仕事を失うからということなんでしょうか?
価格以上の価値を顧客に提供する自信がないのかもしれません。

司法書士は、「人の仕事をとってはいけない」というルールがないので、価格以上の価値を提供する自信のない人は、価格競争を仕掛けて仕事を受注しています。
で、価格競争が極まって司法書士業界は苦しくなっていく。


脱線しました。
後藤社労士とのお話に戻ります。

後藤社労士は、社労士としての新規事業を考えているということで、聞いている私も非常にワクワクしました。
社労士が経営者と距離が近いと言っても、どの社労士も経営者へのアプローチ法は似たり寄ったりですからね。

新規事業を考える時に、こんなことを意識するといいよね

とか

こんな風にしたらどうだろう

って。

アイディアって、独りでウンウン唸っていても良いものは出ません。
誰かと話し合いながらでないとダメです。

また、私も、経営者との距離が遠い司法書士として、他の司法書士と違ったアプローチ方法についてお話しました。
「あんたそういえば司法書士だったな」ってヤツです。


人と同じ事をやっていたら、他者と比較され、価格も相場感に支配されてしまいます。

人と違うことをやるのは、ほんの少し勇気がいるけれど、他者との比較はないし、相場感もありません。

なので、後藤社労士も、新規事業をやる際には、「あんたそういえば社労士やったな」って言われるくらいヤツをオススメします(笑)
どのような新規事業をされるのか楽しみです。

今度は、素面(しらふ)で新規事業の話をしたいです。

【で、社会保険労務士は儲かるの?】_b0181744_1854778.png

by 073995332 | 2014-09-16 18:06 | つぶやき