【あなたが選ばれる理由】
仕事をする上で不可欠な「ミッション」を、某士業の方からご依頼を受けて作成しています。
ミッションが何なのかについては、こちらの記事をご参照ください
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【ミッション!】
http://na0ism.exblog.jp/23064867/
依頼主からいただいた、「ボンヤリとした小ぎれいな言葉でまとまった」ミッション案について、気になった点をいくつかお尋ねしました。
①ターゲットは誰か
どのような人をお客として想定しているのか
本当にその人はあなたのサービスを必要としているのか
②商品は何か
あなたはどんな商品、どんなサービスを提供できるのか
その商品、サービスはあなたにしか提供できないものなのか
③ターゲットをどうしてあげられるのか
あなたのどんな技術、どんな能力を使って、お客さんをどうしてあげられるのか
④その他
あなたの「できること」「やりたいこと」「やるべきこと」
依頼主も、私と話すことで「どこがボンヤリしているのか」「何が小ぎれいな言葉」なのか、少しずつわかり始めたようでした。
私自身も、依頼主とお話することで、依頼主の考えやどこで悩まれているのかが分かりました。
また、依頼主とお話ししていて、目線が「同業者」に向いていることが気になりました。
ご自身の能力が同業者と比較してどうだとか、仕事内容がどうだとか。
ターゲットとなる「お客さん」に注意が向いていない。
上に書いた③「ターゲットをどうしてあげられるのか」をしっかり考えないといけません。
技術とか能力と書くと同業者と比較したくなる気持ちは、私も同じ士業なので分かります。
でも、どれだけ高い技術、能力を持っていても、お客さんにそれが伝わらなければ何の価値もありません。
お客さんから見て「価値のない技術比べ能力比べ」をしている士業は沢山います。
私がよく出す例えですが、「当事務所は愛知県でオンライン申請第1号です」と言ってる司法書士事務所。
それにどんな価値があるのか、お客さんは分からないし伝わりません。
逆に言えば、同業者から見て大したことのない技術、能力であっても、お客さんに伝われば価値があります。
私も同業者から見たら技術も能力も大したことありませんが、お客さんに自分の商品を伝えることは出来ています。
依頼主とも話したのですが、売れてる人は「伝わる言葉」を持っていますよね。
たとえ、同業者より能力技術が劣っていても、お客さんに自分の価値が伝われば売れるようになる。
また、同業者と同じ商品を扱っていても「ちょっと良さそうだ」ということを伝えてやれば売れるようになる。
価値を伝えられない人は、いつまでたっても価格競争から抜け出すことはできないので、どうでもいい「価格表の改訂」に頭を悩ませることになる。
どうせ悩むなら、どうやったら自分の価値を伝えられるのかをとことん悩んだらいい。
「価格表の改訂」をするのは最後の最後です。
そして、自分が「お客さんをどうしてあげられるのか」を、見える化してあげること。
言葉を尽くして、数字を使って、具体的なイメージでお客さんに見せてあげないといけない。
ブログでいろいろ書き連ねていくと、自分のやるべきことも整理できますね。
Kさん、一緒に良い「ミッション」創りましょう!