【 動きの悪い士業 】
「なんか(付き合いのある)士業の人、動きが悪いんですよね。」
「士業の人って、自分のエリアでしか仕事しないですよね」
先日、ある素敵な営業ウーマンと打ち合わせの際、そんな言葉を聞きました。
動きが良いか悪かの前段階として、その方との11時からの打ち合わせの場所として「猿カフェ○○店」を私が指定したにもかかわらず、「猿カフェ××店」の前でずっと待っていた私。
自分で決めた店にたどり着けないなんて、自分で自分の事が心配になりました。
だいぶ重症ですね。どうしてしまったんだろう
おまけに「猿カフェ××店」は12時オープンで入れず、やむなくそのそばの「クマカフェ」で打ち合わせをすることに。
クマカフェは「クマグッズ」が満載で、非常に落ち着かないカフェでした。
名古屋のカフェは「猿」だの「くま」だの賑やかです。
「動きが悪い」
司法書士は「街(待ち)の法律家」だから、事務所でジーッと仕事が来るのを待っている。
だから動きが悪い?
自分の身近には「動き悪い」士業の人っていませんが、他はどうなんだろう?
私は、基本的には土日祝日はお休みですが、電話はつながるようにしてます。
ご相談される方は、平日にお仕事をしている人が大半で、プライベートな事は土日祝日に済ませたい。
で、土日祝日にご相談を希望される方にも対応しています。
今回、打ち合わせした女性も、土日祝日問わず働かれているので、土日祝日はしっかり休むという士業に不満があったのかもしれません。
人が休むときに働くのが自営業の基本だよな。
「自分のエリアでしか仕事しない」
事務所周辺の仕事しか受けないということでしょうか。
お声がかかったらどこへでもというスタンスが必要だと思います。
お声がかかることを有り難いと思うべきですよね。
また、自分の事務所へ足を運んでもらうより、こちらから依頼者の元へ足を運んだ方が喜んでもらえますよね。
「自分のエリア」とは、自分の専門分野しか依頼を受けないという意味もあるかもしれません。
たしかに専門分野は絞るべきですが、依頼は基本的に断らないスタンスが必要です。
「あれもこれもできる」と公言すべきではないけど、「あれもこれも」依頼が来たら受ける。
自分がやらない仕事は、ちゃんと仕事を振れるような人間関係を築いておかないとダメです。
私は「車庫証明」とか自動車関係の仕事はやりませんので、仕事を振れる人を募集しています。
せっかくご縁があって、事務所にお電話いただいて「うちではその業務扱っていません」と断っては、お電話された方に失礼。
「うちでは扱っていないけど、よい士業を紹介します」って、つないであげれば、お電話された方も助かるし、紹介先にも感謝されます。
自分目線ではなく相手の目線に立って、相手のメリットになるような行動をすることが必要です。
「動きの悪い士業」って言われてませんように。
※当事務所では、法律問題以外でも、家のリフォーム、社員教育、土地の有効活用、美味しい飲食店、美味しい弁当業者等と提携していますので、どんな問題にも対応可能です(笑)