【一緒には住んでいません】

相手「村瀬さんのお宅でしょうか?〇〇さんをお願いしたいのですが」

私 「うちは村瀬だから〇〇さんなんていませんし、司法書士事務所ですよ」

相手「・・・・」

私 「〇〇さんって、私が後見人になってる〇〇さんですか?」
  「ひょっとしてあなた〇〇さんが私と一緒に住んでると思ってる?」


こんな不毛なやりとりを、ある会社の社員と3回ほどしました(3回とも別の人間)。
たしかに私は「〇〇さん」の窓口ではあるけれど、どうして一緒に住んでることになるんだろ?

この会社は内部での申し送りとか情報の共有がなされていないので困ります。
困った会社なので関係を切りたいのですが、事情があり切るわけにもいきません。

「〇〇さんお願いします」という電話がかかってくるたびに、「後見人っていうのはね」「成年後見制度って知ってる」と優しく教えてあげているのですが改善されません。
タレント使ってテレビコマーシャルをバンバンやってる会社なのですけど。


成年後見制度とは
認知症,知的障がい,精神障がいなどの理由で判断能力の不十分な方々は,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり,遺産分割の協議をしたりする必要があっても,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また,自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい,悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度です。



認知症等の方をひきとって一緒に暮らすことまでは、後見人に求められません。
財産の管理のみです。


つい最近も、同じ会社の別部署の社員から
「〇〇さんお願いしたいのですが」がありました。

この方は、私が後見になっていることをご存じだったのですが・・・・・

相手「〇〇さんのお持ちの不動産の有効活用を考えませんか?」
  「賃貸マンションの建設をすれば、どうのこうの・・・」

いろいろご提案なさりたいようでしたので提案させてあげて、提案が終わったころに質問させてもらいました。

私 「ところで、あなたは成年後見制度ってどんなものか知ってますか?」

相手「それがよく分からないんですよ。で、先生に教えてもらおうと思って。たしか財産を守る制度ですよね?」

私 「そう、私は〇〇さんの財産を守らなきゃいけない。でも、あなたは〇〇さんに借金させて賃貸マンション作らせようと思っている」
  「そんなことできると思いますか?」

私 「せめて成年後見制度について調べてから電話してきてくださいね」


たぶん私は、こんな風に優しくやりとりしたような気がします(笑)
優しくしたおかげで、会社として今後一切営業しないって約束してくれました。


新聞だの報道で「成年後見制度」という言葉は知られてきましたが、それがどういうものかについてはあまり知られていません。
ちょっと「ググれ」ば分かると思うんだけどね。

成年後見制度以前に、営業をする相手がどういう相手かを事前に知っておくって営業マンとして必須だと思います。


一度、この会社、D社に「営業の方向け成年後見セミナー」の売り込みしてみようかな。

成年後見制度をお考えの方は、0587-65-5666にお電話いただくか、下記サイトの「お問い合わせフォーム」まで

http://naoism.net/

※司法書士会も「ユキマサくん」みたいなゆるキャラつくればいいのに。

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by 073995332 | 2014-06-12 17:02