「あまロス」と喪失感
あまロスとは
NHK連続ドラマ『あまちゃん』を毎朝昼に観る楽しみが無くなってしまった時の喪失感。「あまちゃんロス症候群」の略称。PASDとも。
2013年9月28日のドラマ最終回が確認されたことをうけ、終了したら朝早く起きれないのではと懸念する人が増えたことから。
他にも、「ペットロス」、「ロストジェネレーション」、「ロス・プリモス(?)」と言った「ロス」のつく言葉があります。
ペットを飼ったことのない人には、ペットを亡くした時の気持ち(ペットロス)は分からないし、「あまちゃん」を見たことがない人には、最終回をむかえたときの寂しさは理解しようもありません。
「喪失感」
大切なものをなくした時の、心にぽっかり穴が開いたような気持ちはなくした人でない限り分かりません。
私ごとですが、父を亡くした際には「喪失感」にさいなまれました。
そいつは不意におそってきます。今でもたまにおそわれます。
朝、顔を洗っているとき、運転している時、なんでもないときにおそってくる。
涙が出ますから、本当に困ります。
でも、悪いことばかりでもない。
喪失感を感じたことで、相続手続きを依頼される方、身内の方を亡くされた方の気持ちが分かるようになりました。
それまでは、粛々と相続の手続きを進めていただけでした。
いうなれば、人の死を軽く扱っていたのかもしれませんね。
遺言(結言)の話をしても、自分の体験とからめて話ができるようになったので、話にある種の説得力と重みを出せるようになりました。
身内のことをネタにして、と怒られそうですが、ネタにすることでいつまでも父親のことを忘れずにすむような気がします。
明日、9月28日(土)は「あまちゃん」の最終回ですが、私にも「あまロス」がおそってくるのかどうか。