政治連盟
私の理解の範囲では「国会議員と仲良くして司法書士の権益拡大をお願いする」団体です。
間違っていたら誤りますけど。
愛知県司法書士会は「政治連盟の費用」納付率が非常に低く、やたらと納付をお願いするFAXが会員のところに来ます。
納付率が低いと政治献金できんやん、という話。
不正確な理解の場合誤ります。
ここんとこ、役所回りしたりして「司法書士」という職業についていろんなお話を聞きます。
「社会保険労務士とどう違うの?」
「弁護士じゃないの?」
「何する人?」
司法書士が期待するような「司法書士像」を語る人は皆無。
「何する人かわからん」
そんな、市民にろくざま認知もされていない職業が一生懸命政治活動しているわけです。
まずは、一足飛びに「国会」ではなく、まずは「地元」を大事にしましょう。
何をする仕事か分からないから、市役所に司法書士会のチラシ置くのでも「要検討」にされたり、置かしてもらえなかったりするんだし。
司法書士としてのキャリアがあったり、司法書士会の要職についている人ほど「現実」が見えていない気がします。
「現実」は汗をかかないと見えてきません。
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岐阜の法務局で登記申請してから、某市役所にて「生活保護申請同行支援」をしてきました。
要は、相談者が生活保護申請する時の付き添いです。
ただ、アホみたいに付いていくだけじゃなくて、相談者の言葉を補ったり、役所の方の言葉を「通訳」したり、時には役所に「抗議」もします。
いままでは完全にボランティアでしたが、つい最近司法書士会から「同行支援」でお金を頂けることになりました。
いままでに、十数件「同行支援」していますが、生活保護受給を希望する方の生活状況を見たら、金にならない仕事はやらん、とは言えません。
「本当にここは平成の日本かい?」
そう言いたくなるような、困窮生活をおくる方を多く見てきました。
「絶望」
「孤立無援」
「天涯孤独」
司法書士になる前は、フィクションだと思っていたことが現実にあります。
ちなみに今日の同行支援の結果、「保護申請」を受け付けてもらうことができました。
役所の方も非常に親切に接していただいたので有難かったです。